元旦の新聞1面連載で、今後1年の世相を占う 18歳への選挙権年齢引き下げやアジア、中国に注目
  元旦には、日刊新聞を購入し、各紙1面連載をじっくり読んで、今後1年間の世相を占うことにしています。新聞は何に重点を置いて報道していくのか。また、社会の人々の関心事を知ることが出来ます。1年の初めの大切な日課です。毎日読んでいるのは、読売、日経、神奈川の3紙ですので、新たに、駅のスタンドで、朝日、毎日、産経を購入しました。どの新聞も別刷りが入っており、ずっしりと重く感じられます。その重厚感に新年を迎えたことが感じられ、気も引き締まります。

まず、各紙を読むと、今年夏の参議院選挙から、選挙権年齢が18歳に引き下げられることが大きな問題になるだろうことがわかります。朝日新聞が「18歳を 歩く」のタイトルの連載を1面トップで組んでいます。18歳の若者が撮影した写真9枚を並べ、目を引きます。神奈川新聞は、「Vote 18歳選挙権」の タイトルの連載で、第1回は、18歳選挙権実現の運動を行ってきた高校生らのグループを取り上げています。

若者の政治参加をどう促すか。政治への無関心層が増える中で、18歳への選挙権年齢引き下げは大きなインパクトを持つものになるでしょう。神奈川新聞によると、約240万人が新たに1票を投じる対象になります。

私も、新聞や本を読んで、この問題を自分なりに考えたいと思います。若者と話をする機会も増やしたいものです。

日経新聞の連載「アジア人未来」も興味深く読みました。同紙によると、世界人口の2人に1人を占めるアジアの「ひと」が、国際秩序の変革者、文化や芸術の 創造者として輝きを増し、世界を変えようとしているといいます。第1回は、「インド俊英、続々頂点に」の見出しで、IT(情報技術)の分野などで世界トッ プに上り詰め、活躍しているインドの人々を取り上げています。

毎日新聞の「チャイナセンセーション」は連載第3回目で、この日からス タートしたものではありませんが、中国情勢が今年、大きな報道テーマになることがわかります。読売新聞は、この日の1面紙面に連載はありませんが、1月3 日から始まるものとみられ、じっくり読みたいと思います。

新聞を丁寧に読んで、世相を知り、自分で考える。今年も、私の大きなテーマになりそうです。

トップの写真は、川崎大師と申年について子供たちが描いたポスター(京急川崎大師駅で)

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初詣の人々でにぎわう川崎大師