早朝瞑想の大切さ 人生をいかに生きるかを問い続ける 久恒啓一さんの著書「「通勤時間『超』活用術」から

 いろいろな本を読むと、早朝瞑想の大切さを感じることができます。今後の人生をいかに生きるか。こんな小さな瞑想を毎朝、数分間でもいいので、続けていくといいでしょう。

 「人間的な成長を続けていくためには、自分を見つめ直す時間を持つことが必要である。・・・通勤時間が一時間あるとしたら、そのうち最初の10分だけでもそうした意識を持つ。人生全体を俯瞰したうえで、今日一日について考えるのだ」

 大学教授の久恒啓一さんは、著書「通勤時間『超』活用術」で、こう書いています。

 通勤電車で瞑想というのにはちょっと驚きますが、時間があったら、瞑想することが重要であることがわかります。できれば、眼を閉じて、しばし、瞑想するのがいいでしょう。朝、起きて、疲れも取れていますから、きっと、いいアイディアも生まれます。

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 久恒さんは同じ著書の中で、フランス第一帝政の皇帝、ナポレオンが瞑想をしていたことも紹介しています。

 「自分がなぜ成功したかというと、必ず、いつも瞑想していたからだ」とナポレオンは言ったそうです。

 「瞑想し、さまざまなシミュレーションをする。だからこそ、何が起こっても、『すべてが自分の想定内だった』というわけだ。それが成功した原因だと」。久恒さんは分析しています。

 京セラ創設者で日本航空の再建にも取り組んだ稲盛和夫さんが早朝瞑想を行っていることも、別の本「マーフィー、あなたは何をやってくうまくいく」を読んで知りました。

 この本の中では、小さな編集プロダクションを経営したものの、仕事がなく、大酒のせいで肝臓も悪くした男性が、稲盛さんにならって、毎朝4時に起き、早朝瞑想したところ、ビジネスで成功した話も出てきます。

 「継続は力なり」。早朝瞑想を続けることの大切さもわかります。

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