知のソムリエ  

知性を磨く 幸福と自由、独立のために

「偉人のスタイル」の記事一覧

民族学者・宮本常一 「読める写真を撮る」 写真で時代を記録 【偉人のスタイル】 

 地球4周分の16万キロを歩いて日本各地を調査した民俗学者の宮本常一は、10万枚以上の写真を撮ったことでも知られています。「読める写真を撮る」が信条で、昭和という時代の移り変わりを記録しました。  宮本常一が撮影したのは […]

民俗学者の宮本常一は、「旅の巨人」 歩いて、物を見て、考える力を養う 【偉人のスタイル】

 民俗学者の宮本常一(1907-1981年)は、「旅の巨人」と呼ばれました。日本各地を歩いた距離は、地球4周分に相当する16万キロ。歩いて、物を見て、考えるというのが「宮本民俗学」の基本になっています。  この基本姿勢は […]

西田幾多郎博士 「座禅 読書」「座禅 読書」の日々で「西田哲学」を築く 「禅とはなにか」を読んで 【偉人のスタイル】

 禅は、深くてやさしい「生きる知恵」の宝庫――。枡野俊明さんの著書「禅、シンプル生活のすすめ」を読むと、こんな禅の真髄がわかります。「禅とはなにか」(鎌田茂雄著、講談社学術文庫」を読んで、禅をさらに学びました。  「座禅 […]

福沢諭吉の「学問のすすめ」 福沢諭吉は、国際社会の到来を前に、時代を読み解く目を持つ 【偉人のスタイル】

 著書「学問のすすめ」や「文明論之概略」「福翁自伝」を読むと、福沢諭吉は、国際社会の到来を前に、時代を読み解いた啓蒙思想家だったことがわかります。幕末から明治維新に至る激動期に、基本的人権や、個人と国家の独立、男女平等な […]

福沢諭吉 昼夜、書を読む 考える力や時代認識を養う 【偉人のスタイル】

 「学問のすすめ」や「文明論之概略」などの著書があり、慶應義塾大学の創始者として知られる福沢諭吉は青年時代、大阪・船場にあった緒方洪庵の蘭学の私塾「適々斎塾」で、昼夜を問わず、書を読み込んだそうです。多くの塾生とともに、 […]

ハマトン 毎日2時間、最良の書物を読む 将来のための大きな力に 【偉人のスタイル】

 イギリスの作家、P.G.ハマトン(1834年-1894年)はその著書「知的生活」(渡部昇一、下谷和幸訳)の中で、毎日2時間、最良の書物を読むようにすすめています。わずか2時間ですが、1年では700時間以上になります。将 […]

成功するまで努力を継続 時間は貴重な財産 ニュートンやギボン、ヒューム 【偉人のスタイル】 

 英国の作家・医師であるサミュエル・スマイルズ(1812年12月23日-1904年4月16日)は、著書「自助論」の中で、偉人たちが時間を貴重な財産と考え、成功するまで努力を続けたことを書いています。時間をうまく使い、努力 […]

本多静六博士 暗記は力なり 「エキス勉強法」とは? 【偉人のスタイル】

 日本の林学の創始者とも言える本多静六博士(1866-1952年)は独特の人生哲学を持った偉人だと思います。著書「本多静六 成功するために 必要なシンプルな話をしよう」を繰り返し読み、学ぶべき点が多いことを感じています。 […]

本多静六博士 「少々お福分け申し上げます」 心をこめて贈り物をする 【偉人のスタイル】

 「少々、お福分け申し上げます」--。日本林学の祖とも言われる本多静六学博士は、いただきものを二重に生かす「お福分け」を行っていました。ちょっとしたものをもらったら、その贈り物を分けて、贈る。相手が返礼しなくてもいいよう […]

ウォルター・スコット 朝時間を大切にして、勉強や仕事で効率アップ 【偉人のスタイル】

 英国スコットランドの詩人・作家だったウォルター・スコットは、朝の時間を大切にし、勤務先の法律事務所に出かける前に、詩や小説などを執筆する創作活動をしました。叙事詩「湖上の美人」や歴史小説「アイヴァンホー」など多くの文学 […]