グーとお腹が鳴ったら、食べる 延命物質をよみがえらせる 自分の体調に耳を澄ます
  「週刊新潮」(10月22日号)で、医師の南雲吉則さん(60)さんが、グーとお腹が鳴るまで待ってから食べるといいということを書いていました。軽い 飢餓状態を再現することで、「延命物質」を体に作らせるためだそうです。私も還暦を迎え、自分の体調に耳を澄ますことが大切だなあ、と思っています。

同誌によると、南雲医師はまず、還暦になったら、朝昼晩の3食という常識を捨て、お腹がペコペコになった時だけ、ご飯を食べることを勧めています。わざと 軽い飢餓状態にすることで、「成長ホルモン」「サーチュイン遺伝子」「アディポネクチン」と言われる生命力に関する物質が現れ、延命物質を体内に作るのだ といいます。

生活習慣を改めれば、人は120歳まで生きられるようにできている、とまで南雲医師は言っています。

飽食の時代への警告と言えるでしょう。私も食べ過ぎ、飲み過ぎです。「抗老化遺伝子」とも呼ばれる「サーチュイン遺伝子」など3つの物質についてはよくわかりませんが、今の生活習慣を見直したいと思います。

「朝、起きたら、ベッドに寝たまま、天井を見上げて、自分の体におかしい所がないか、対話することにしている。人間ドックは受けたことがない」

先日、人間ドックについて、会社の先輩と話をしたら、先輩がこんなふうに言っていました。人間ドックを全く受けないというのは少し極端かなあ、とも思いま したが、人間ドックだけに頼るのではなく、自分の体調を自分で日頃からチェックする大切さを感じました。先輩は、この対話を欠かしたことがなく、風邪など の症状が現れそうだっら、事前に対処できると言っていました。

グーとお腹が鳴るまで待つ、というのも、自分の体調管理の一つでしょう。自分の体と「対話」して、生活習慣を変え、より健康に生活していきたいと思います。