1日の中で良かったことやうれしかったことから一つだけ選んで書き出し、かみしめる 糸井重里さん
  愛読誌の「PRESIDENT」が手帳術を特集しているのを知って、早速、購入して読んでみました。「効率100倍!自分が変わる 毎日が楽しくなる手 帳術」がタイトルです。1日の中で良かったことやうれしかったことから一つだけを選んで書き出し、かみしめてみる―。コピーライターの糸井重里さんが語っ ていることが特に印象に残りました。実践してみるつもりです。「一日のうちでよかったこと、うれしかったことは、山ほど拾えますが、あえてひとつだけ選んで、そのうれしさをかみしめてみる。すると、何か一日の気持ちの動きみたいなものも見えてきます」

人気の「ほぼ日手帳」の発案者として知られる糸井さんは記事の中で、こう書いています。糸井さんは、社員の手帳の使い方を見て、自分なりのほぼ日手帳の使 い方を模索中だそうですが、まず、その日の反省点を、次に、よかったことやうれしかったことを、そして、最後に、明日、一番力を入れてやろう思うことを書 くのだそうです。

よかったことなどは、なにげなく過ごしてしまったら、記憶から消えてしまうでしょう。案外、よかったことなどは気に留めないことも多くあります。

よかったことやうれしかったことに目を向けて、その一つをかみしめてみる―。こんなスタイルを続けて行ったら、一日が、そして、人生が豊かになると思います。よかったことなどをしっかり、手帳に書き留め、積み重ねていくつもりです。

日々の出来事を、「事実」「気づき」「教訓」「宣言」に分けて、4行日記に書くことで、なりたい自分に近づく手帳術も紹介されていました。手帳のすごさ、魅力が改めて、わかります。

PRESIDENT調査の手帳売れ筋ランキングによると、「ビジネス手帳2016 見開き1週間バーチカル」が1位になっていました。私が今年、新たに購入した手帳で、その良さが人気なのだろうなあ、とちょっと、うれしくなりました。

市販されている手帳は多くを購入して、その良さを研究しています。方眼付きの1日1ページが原則の「ほぼ日手帳」では、たっぷり、目標や出来事、自分の思 いなどを書くことができて、いいと思います。立命館大学教授の蔭山英男さんの「陰山手帳2016」は、食事や睡眠時間など日々の暮らし方をグラフに記入 し、振り返ることができる点が気に入っています。

よかったことなどを書いて、かみしめることを今回、学びましたが、いい点をいろいろな手帳から取り入れ、自分の手帳を自分仕様に作り替えていきたいと思っています。