羽田空港国際線ターミナルの「はねだ日本橋」に行く 江戸時代の町の様子がわかり、充実の1日に。

 羽田空港国際線ターミナルに行き、「はねだ日本橋」を見ました。全長約25メートルで、総檜造りの橋です。商店街の「江戸小路」とともに、江戸時代の町の様子がわかるようになっています。日本人、そして、多くの外国人が昔の日本を体感することができ、橋は貴重なものになっています。

 羽田日本橋は約2年前に造られたもので、江戸小路から5階に向かう途中にあります。橋のたもとには、「旅立ちは昔も今も日本橋」のお触書があり、橋の欄干には、「はねだ日本橋」と書かれています。慶長8年(1603年)に架けられた木造の日本橋が五街道(東海道、日光、奥州、中山、甲州)の起点になったことを示しています。5階に向かって歩くと、左手には、日本橋、江戸城、京橋・新橋周辺、浅草周辺、増上寺の「江戸図屏風」の絵があります。

 その日本橋の絵を見ると、米の俵でしょうか、日本橋川の船着場には、舟から下ろされた荷が積まれています。屋号を書いた暖簾は商店なのでしょう。買い物に訪れた庶民がいます。日本橋では、庶民があわただしく行きかっています。江戸で最も賑わいを見せた町が描かれています。

 江戸城の絵には、城郭と堀などが描かれ、武士が門から城内を行き来する様子がわかります。京橋・新橋周辺の絵では、店や庶民、馬に乗った武士らが描かれ、日本橋と同様、賑わいを見せています。浅草寺では、浅草寺とその門前町が描かれています。どの絵を見ても、江戸時代の様子が再現されていて、楽しくなります。

 江戸情緒を体感するのは、とてもいいひと時になりました。

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はねだ日本橋

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江戸城

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京橋・新橋

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浅草周辺

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増上寺