枡野俊明さんの本から、おすすめの働き方を学ぶ 朝の早起きで1日の仕事をこなす

 禅寺の住職の枡野俊明さんの本「おだやかに、シンプルに生きる」を読むと、おすすめの働き方を学ぶことができます。枡野さんは朝、早起きし、その日の仕事のほとんどを午前中にやり終えているそうです。

 禅寺の住職のほか、庭園デザイナー、大学教授、さらには執筆活動と枡野さんは多くの仕事を抱えますが、忙しいと感じることはないといいます。午前中に仕事を済ませ、午後は自分の勉強にあてる。心に余裕を持てる時間を意識的に作っているのが、その秘訣なのだそうです。

 「僧侶というのは、早朝から午前中にかけて、その日の仕事をほとんどやり終えます。そして、午後からは自分の勉強の時間にあてることが多いのです」

 「一日のなかで、心に余裕を持てる時間を意識的につくっているのです。頭の働く午前中に大切なものをやってしまうこと。そうすることで午後からは気持ちに余裕が生まれるのです。そんな生活リズムを作っておけば、忙しさから少しは解放されるのではないでしょうか」

 枡野さんはこう書いています。

 枡野さんは、毎朝午前5時に起床、まずは朝の空気をいっぱい吸い込むといいます。寺の本堂や客殿、庫裏の雨戸を開け、朝の勤め、坐禅をし、朝食を食べます。その後は、住職や庭園デザイナーとしての仕事をこなし、大学教授として教えるために準備をするのでしょう。当然、本の執筆も行うことになります。

 枡野さんが言うように、午前中に仕事のほとんどをやり終えれば、充実感とともに、心の余裕が生まれるでしょう。一日のリズムをうまく取っていることがわかります。

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 世界に目を向けても、朝型の人々は多くいます。

 アメリカの文豪アーネスト・ヘミングウェイは毎日午前5時に起床、午前中は小説の執筆に没頭したそうです。しかし、午後は仕事をしませんでした。生まれた米シカゴ近郊をはじめ、フランス、スペイン、キューバなど多くの国に移り住みましたが、その土地によって、釣りや狩り、射撃、闘牛観戦、ボクシングなどの趣味に取り組みました。時には、昼から、お酒を飲み、土地の住民らと談笑することもあったそうです。

 また、英国スコットランドの詩人・作家だったウォルター・スコットも毎朝、午前5時に起き、身支度をしてから、朝食の午前9時まで、詩や小説、エッセイなどの原稿を書きました。それから、若い頃は、法律事務所、晩年は、エジンバラ最高民事裁判所で働きました。

 ドイツの哲学者のカントも毎朝午前5時にお茶と一服のたばこという朝食を取ると、午後1時の昼食まで、執筆や講義の仕事をしました。

 ゲーテは朝は何も食べず、午前11時まで仕事、チョコレートを飲んだ後、午後1時まで仕事に取り組みました。

 ビジネスパーソンにとっては、枡野さんのように、午前中だけで仕事をやり終えてしまうことはできませんが、集中力の高い午前中に重要な仕事をすることは大切でしょう。私も毎朝午前3時か4時に起きますが、改めて、午前中を重視していきたいと思います。

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