品川富士(富士塚)の山開きはいつ? 住所や最寄り駅は?

 実際に、富士山に行けない人々のために、人工の小富士を築いて、その山に登る――。江戸時代は、この富士山信仰が庶民たちに大人気でした。東京・品川神社にも、「小御岳神社」をまつった「品川富士(富士塚)」があります。

 この品川富士の山開きはいつでしょうか。また、住所や最寄り駅はどうなっているのでしょうか。現地にも行ってみました。

品川富士(富士塚)の山開きはいつ?

 品川富士(富士塚)の山開きは毎年7月1日です。品川宿の冨士講「品川丸嘉講社」の講員が、山開きの神事を行い、その後、小御岳神社に登っています。8月には、富士山に登山しています。

 品川神社の品川富士(富士塚)は、品川区の有形民俗文化財に、山開きの神事は、品川区の無形民俗文化財にそれぞれ指定されています。

住所や最寄り駅は?

 品川神社の住所は、東京都品川区北品川3-7-15です。

 最寄り駅は、京浜急行本線の新馬場駅です。品川駅から新馬場駅に向かう途中、右手に、品川神社、そして、品川富士を見ることができます。

実際、品川富士に登ってみた

 神社への石段を少し登ると、左に、品川富士への参道がありました。

 石段を4段、登ったところが早くも2合目です。

  9段目が3合目
 14段目が4合目
 20段目が5合目
 21段目が6合目

 そして、ここから急な登りになり、石段の脇に鎖が付いています。

 24段目が7合目
 35段目が8合目
 42段目が9合目
 
 そして、49段目になって頂上に到達しました。

 歩いて、わずか2分ほどで登頂できますが、実際の富士山から持ってきた溶岩も随所にあります。

 江戸時代の富士山信仰を味わうことができます。

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石段を登る

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 「富士講」や「富士塚」と呼ばれる小富士は、江戸中期から後期にかけて多く作られ、石を積んで作るスタイルが主流だったそうです。老若男女が一歩一歩、山に登る。富士山は江戸時代から美しく、誰からも愛され続けてきたことも改めて感じることができます。

 頂上に登って、東の方向を見ると、住宅街があり、その中を京浜急行が走っていますが、江戸時代は、この小富士から東京湾の海が見えたといいます。数々の浮世絵にもあるように、絶景だったことでしょう。

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頂上から東を望む

 富士山は日本を代表する山なんだなあ、と改めて感じられます。私も数年間の海外駐在から飛行機で帰る途中、富士山を見ると、ホッと心が和み、日本に帰国したことをしみじみと思いました。

まとめ

 東京には、富士山信仰の一大拠点となった駒込富士(東京・文京区)などがあります。それらの小富士を訪れ、江戸時代からの景観の変化を楽しむのもまた、楽しいでしょう。

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