ウォーキングのやり方 雨の日はどうする? 貝原益軒が実践したのは

 メリットの多いウォーキングは毎日、継続して行いたいものです。では、雨や雪など悪天候の日のウォーキングのやり方はどうなるでしょうか。江戸時代の儒学者、貝原益軒の実践例に学んでみましょう。

ウォーキングのやり方 雨の日はどうする? 貝原益軒が実践したのは

 「毎日少しずつ身体を動かして運動するのがよい。同じ場所に長く座っていてはいけない。食後の散歩はとくに必要で、庭の中を数百歩しずかに歩くだけでもよい。雨の日には室内を何度もゆっくり歩くのがよい」(「養生訓」伊藤友信訳)

 貝原益軒は、人生の在り方をまとめた啓蒙書「養生訓」で、まず、歩くことの大切さを説いています。毎日少しずつあるくことです。歩けば、飲食は進み、病気にならず、健康を保つことができるとしています。

 人生を楽しみ、自らの長寿をかなえる。歩くことの重要性を説く底流には、益軒独自の人生観が流れています。

 では、雨の日は?

 貝原益軒は上述の通り、雨の日は室内を歩くことを勧めています。雨の日は、「何度もゆっくり」と工夫して室内を歩く。とても面白い発想です。

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 雨の日は、雨具を着て、あるいは、傘をさして、雨の中を歩いてもいいでしょう。しかし、室内を何度も歩くというのも、なかなか思いつかいない、いい方法です。

パリのルーブル美術館内を歩く

 そう言えば、パリ駐在時代、友人が毎日、ルーブル美術館の中を歩いていたのを思い出しました。寒くても、暑くても、雨や雪が降っていても、館内は快適な温度に保たれています。

 友人は、「毎日、同じ条件で歩くことができる。距離も十分にある」と教えてくれました。

 一流の絵画や彫刻などを鑑賞しながら、歩く。随分、豪華な散歩だなあ、と思いました。そして、そんな散歩を考え出して実行している友人のセンスの良さにも拍手を送りたくなりました。

まとめ

 歩くことを大切にしたいものです。健康を維持し、自分のしたいことが出来るからです。1日1万歩など、自分で目標を定めればいいでしょう。街を歩き、見たもの、聞いたものを手帳などに書き留めれば、日々の貴重な自分史にもなります。

 雨の日は、自宅内を何度も歩いてもいいでしょう。美術館だけでなく、デパートやスーパー、図書館などにも足を伸ばしてもいいでしょう。きっと、ウォーキングの楽しみがまた、ひとつ増えるはずです。

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