お盆の墓参りはなぜ、必要? 墓参りの時期はいつからいつまで?

 お盆が、まもなくやってきます。お盆の時に墓参りをしますが、お盆の墓参りはなぜ、必要なのでしょうか。墓参りの時期はいつからいつまでに行うかも含めて、お盆の墓参りについてまとめました(とっぷのイラストは、「いらすとや」のものです)。

お盆の墓参りはなぜ、必要?

 お盆とは、ご先祖様や亡くなった親族の霊を現世に迎え、供養する儀式です。お盆の墓参りは、お先祖様らを想い、供養する気持ちを心から表すものですから、必要なものになります。

 お盆という名は、盂蘭盆会(うらぼんえ)に由来します。盂蘭盆会は、インド・サンスクリット語で、逆さづりという意味で、苦しんでいる人々を救済するものとなっています。

 日本では、7世紀初めの大和朝廷の時代に、盂蘭盆会が行われたといい、時代を経る中、江戸時代になって、庶民の間でも、お盆に、ご先祖様やなくなった親族の霊を供養する儀式として定着しました。

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お盆はいつからいつまで

 今は、新暦に基づき、お盆を8月13、14、15、16日とする地域が多くなっています。ただ、関東などでは、旧暦に基づき、お盆は7月とする地域もあります。

4日間のスケジュールは

 8月13日から16日までのお盆のスケジュールは以下のようになります。
 
 13日 盆の入り、あるいは、迎え盆
 14日 法要や供養の儀式
 15日 14日と同じ
 16日 盆明け、あるいは、送り盆

 日ごとに、もう少し見てみましょう。

8月13日

 13日午前中、家では、位牌やお供え物を置き、供養の飾りつけをした盆棚(あるいは精霊棚)を設けます。線香やろうそくを立て、水や花(ほうずきなど)、ご先祖様が好きだった食べ物を備えます。

 キュウリで作った馬やナスで作った牛も供えられます。ご先祖様が移動に使用するとされる動物を見立てています。

 馬には、速く、こちらにたどり着けるように
 牛には、ゆっくり、あちらに戻れるように

 という願いが込められています。

 13日夕あるいは夜、お墓に行き、ご先祖様を家まで迎えてきます。「精霊迎え」と言われます。ご先祖様が家まで迷わないように来られるように、「迎え火」を焚きます。

 迎え火は通常、お墓参りした時、墓石に立てたたろうそくから火を提灯に移し、家にまで持ってきます。最近は、墓からではなく、仏壇のろうそくの火を使ったり、直接、迎え火に火を付けたりすることもあります。

8月14日、8月15日

 この2日間は、ご先祖様が家にいますから、ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、ご先祖様の霊を供養します。ご先祖様といられる時間を大切にしたいものです。

8月16日 

 16日は、ご先祖様を送り火で帰す日です。灯篭に火を移し、川に流す「灯篭流し」を行う地域もあります。無事に、あちらに帰って、という願いがここでも込められます。

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お盆の墓参りはいつからいつまで

 この4日間、いつ墓参りに行ってもいいですが、いろいろなケースがあります。最も多いのは、3回、4回です。

 13日にご先祖様を墓に迎えに行った時に墓参りし、14日か15日に、あるいは両日、再度、墓参り、さらに、16日、送り帰す時にも、墓参りをするというものです。

 これに次ぐのが、13日の迎えと16日の送り帰しの2回、墓参りをするケースです。

 これだけ丁寧に、お墓参りができればいいですが、最近は、会社の休みの都合などから、1日だけ、お墓参りをするというケースも増えています。それぞれの人々の事情に合わせればいいでしょう。肝心なのは、ご先祖様への感謝の気持ちです。

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お墓参りの手順

 墓参りの手順は、こんな感じです。今は、バケツや桶、雑巾などを備えている寺院も多いですから、身軽に、墓参りができます。

 1、墓の周辺を掃き清め、墓石に木の葉がたまっていたら、箒などで取り除く。
  2、墓石に水桶の水をかけ、汚れを落とす。
 3、ぞうきんで、拭いて、乾燥させる。
 4、花を供え、線香をあげる。ろうそくを灯す。
 5、手を合わせて、ご先祖様の冥福を祈る。

注意点は

 お墓参りでは、いくつか注意しておきたい点があります。してはいけないことです。

 ・線香やろうそくの火を口で吹き消さない。

 火は神聖なものです。手で仰いで消しましょう。

 ・お供え物の食べ物や飲み物をそのままにして帰らない。

 腐って墓石が汚く恐れがあります。カラスなどが散乱させることもあります。

 ・墓石にお酒をかけない。

 ご先祖様がお酒好きだったことから、お酒を墓石にかけることもよくありますが、悪臭が漂うとともに、墓石が汚れ、傷む原因になります。墓石を、タワシでこするのも傷がついてしまいます。

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まとめ

 お盆は、ご先祖様や亡くなった祖父母、両親らと一緒に過ごすことができる貴重な機会です。少しでも時間を取って、墓参りをしてみたらいかがでしょうか。

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