穀雨とは 読み方や意味、由来は? 2022年はいつ? 二十四節気を知る

 日本の上空には「空の水道」が集中している――。倉嶋厚さんが「雨のことば辞典」の前書きでこう書くように、日本語には、雨に関する言葉がたくさんあります。「穀雨」もそのひとつです。穀雨とは、どんな読み方をし、どんな意味、由来があるのでしょうか。

 また、2022年はいつでしょうか。1年の季節の推移を24に区切った二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつを深く知りましょう。

穀雨とは 読み方や意味、由来は?

穀雨の読み方は?

 穀雨は、「こくう」と読みます。

穀雨の意味は?

 「穀物の種や芽をうるおす春雨。四月二十日ごろをいい、太陽の黄経が30度のときをいう。・・・暖かい雨に田畑の作物が育ち、野山の木の芽が緑を増していく時節である」(雨のことば辞典)

 「春の最後の節気。百穀を潤すといわれる慈雨の季節。雨が大地を十分に潤し、苗の生長を促すことから種蒔の好機とされる。長雨は菜種梅雨(なたねつゆ)」(週刊「日本の歳時記」)

 穀雨の穀の文字から類推できるように、穀雨は穀物と深く関係しています。春雨は、しめやかに降る雨ですから、穀物を育んでいく雨と言えます。

 立春から始まる二十四節気からすると、

 立春
  ↓
 雨水
  ↓
 啓蟄
  ↓
 春分
  ↓
 清明
  ↓
 穀雨

 と、6番目になります。春も終わり、夏を前にした季節の変化をとらえています。穀雨もしっかり覚えておきたい二十四節気です。

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穀雨の由来は?

 日本人は古来から、農耕に従事してきました。穀雨は、季節と農耕が密接に結びついた言葉です。秋の豊作を祈る季節とも言えるでしょう。

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穀雨は、2022年は、いつ?

 意味のところでもすでに書いたように、太陽暦では、4月20日頃になります。2022年は、4月20日になります。この日から、次の二十四節気である立夏(2022年は5月5日)の前日までの期間を指すこともあります。

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まとめ

 「私は歳時記というものが一千年以上にわたって持ち続けてきた美意識と生活の知恵との、驚くべき集大成だということに気づいたのである」

 文芸評論家として活躍した山本健吉さんは著書「ことばの歳時記」で、こう書いています。二十四節気の穀雨も歳時記の言葉のひとつです。穀雨の言葉をしっかり季節の中でかみしめたいものです。

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