アドレスホッパーとは、どんな意味? 仕事や住民票、荷物など事前準備はどうする

 インターネットの普及で、新しい生き方が次々と生まれています。アドレスホッパーと呼ばれているものもその一つです。アドレスホッパーとは、どんな意味でしょうか。また、アドレスホッパーとして生きるには、仕事や住民票、荷物など事前準備はどうすればいいでしょうか。アドレスホッパーについてまとめました。

アドレスホッパーとは、どんな意味?

アドレスホッパーとは

 アドレスホッパーとは、

 adress(住所)と、
 hopper(転々とする人)

 を組み合わせた言葉です。

 インターネット広告会社「サイバーエージェント」でAbemaTVなどを手掛け、現在は、アドレスホッパー向けのサービスを開発している市橋正太郎さん(34)が提唱して実践しているライフスタイルです。

 定住する家を持たず、全国各地を自由に移動しながら生活する人々を意味します。若者が多く、女性で実践している人もいます。

 滞在するのは、各地の

 ホテル
 民宿
 短期賃貸マンション
 ゲストハウス
 シェアハウス

 などです。

 最近は、「HafH(ハフ)」などインターネットの定額宿泊サービスもアドレスホッパーに人気となっています。一定金額を支払えば、提携している全国の宿泊施設に滞在できまるシステムです。
 

ノマドワーカーやデュアルワーカーとの違い

 ノマドワーカーは、仕事をする場所を選ばない人々を指します。カフェやホテルのラウンジ、そして、最近は、コロナ禍で増えてきたテレワークオフィスで働くスタイルです。住居はあることがほとんどですが、アドレスホッパーとよく似ています。

 デュアルワーカーは、デュアル(二重)の言葉通り、2か所で生活するスタイルです。たとえば、平日は、東京で働き、週末は地方で休息するというのが典型となります。

 アドレスホッパーとは、生活スタイルが少し異なりますが、ライフスタイルが多様化していることを実感させてくれます。

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仕事や住民票、荷物など事前準備はどうする

 アドレスホッパーとして生活するために、準備しておきたいことがあります。項目別にまとめました。

仕事

 アドレスホッパーとして生活するには、インターネット経由で働くことが求められます。毎日、会社に通勤して働く形は、アドレスホッパーに向いていないからです。会社に出勤するとしても、週に1、2回くらいになるでしょう。

 以下のような職業がアドレスホッパーに適します。

 ライター
 エンジニア
 デザイナー
 プログラマー
 カメラマン
 弁護士
 公認会計士
 税理士

 これらも、どういう条件で働くか事前調整しておくことが大切です。
 
 あまり多くはありませんが、移住先で短期のアルバイトをするという働き方もあります。

住民票

 好きな場所を移動して生活するとはいえ、アドレスホッパーにとって、住民票をどこかに置いておくことは必要になります。所得税や住民税、健康保険料などを支払うことが求められるからです。

 実家やシェアオフィスに住民票を置くケースが一般的です。

郵便物

 郵便物も実家などに転送してもらうよう手続きを取っておくと便利です。私書箱を利用してもいいでしょう。

クレジットカード

 多額の現金を持ち歩くことは時に危険ですから、クレジットカードも準備しておきたいものです。ただし、居住地が定まっておらず、会社勤務もしていないと、審査が通りにくいこともありますので、会社勤務時代にクレジットカードの審査を受けたほうがいいでしょう。

荷物

 アドレスホッパーは移動する機会が多くなりますから、荷物は極力、減らした方がいいでしょう。荷物が多いと、移動に疲れます。

 仕事に必要なノートパソコン
 携帯電話
 数日分の着替え
 洗面用具
 化粧品
 食料
 飲料水

 など最低限のものでいいでしょう。

 スーツケース1つに入るくらいにしたいものです。必要な物は人によって大きく異なりますから、自分で調整して選ぶといいでしょう。

 日本国内なら、必要な物は簡単に購入することができます。ちょっと割高になるかもしれませんが、荷物の量は抑えることができます。

アドレスホッパーのメリット、デメリット

 アドレスホッパーのメリット、デメリットを考えてみましょう。

アドレスホッパーのメリット

好きな場所で生活できる

 好きな場所で生活でき、自由さを満喫できます。四季折々の自然を楽しんでもいいでしょう。景勝地、神社仏閣、名所・旧跡など訪れることのできる場所はたくさんあります。

 日本の良さを体感できます。

多くの人々との出会いがある

 ゲストハウスやシェアハウスなどでは、他のアドレスホッパーと知り合うことができます。年齢差、価値観の異なる人々と交流できて、精神的に豊かさを実感できます。知識も増えるでしょう。

食を楽しめる

 日本各地には、美味しい特産がたくさんあります。これらの食を大いに楽しめます。

ミニマリストになれる

 不要なモノに囲まれて住むことがなくなります。断捨離もうまくなるでしょう。わずらわしさから解放されて、精神的に落ち着いて生活をすることができます。

固定費を支払う必要がない

 家賃、光熱費、水道代などを支払う必要がありません。わずらわしさは軽減され、場合によっては、節約になるでしょう。

アドレスホッパーのデメリット

滞在先探しが時に負担

 好きな場所を移動しますが、時に、滞在先がうまく見つからないこともあります。日程に余裕がありますから、そんなに急ぐ必要はありませんが、あまりにも滞在先が見つからない時は、疲労感を感じてしまいます。

危険に遭遇する恐れがある

 外国に比べれば、日本の治安は安定していますが、知らない場所へと移動しますから、時に、記念に遭遇する恐れがあります。事前に、しっかり次の滞在先の情報を把握しておくことが必要です。

住所不定と間違われることも

 まだ、アドレスホッパーのことを知らない人々も多くいますから、「住所不定」を疑われることもあります。

まとめ

 アドレスホッパーの一番の良さは、自由なことでしょう。自分の好奇心に従って、各地を移動しますから、行動力もあがります。

 私も15年にわたって、欧州やアジア各地に駐在し、仕事をしました。時に、景色の美しさに驚き、いろいろな人と会って、自分にとっては豊かな財産になったことを実感しました。

 今は、新型コロナウィルスの感染防止のため、自由に移動することは難しいかもしれませんが、コロナ後は、ひとつのライフスタイルとして、挑戦してみるのもおもしろいと思います。

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