大暑の時の食べ物とは? 大暑の読み方や意味も含めて 2023年はいつ?

 日本各地には、四季折々の食べ物がたくさんあります。冬至のかぼちゃは、その代表的なものでしょう。では、大暑の時の食べ物とは何でしょうか。大暑の読み方や意味も含めて、大暑の時の食べ物についてまとめました。

大暑の時の食べ物とは?

 大暑は、夏の土用とほぼ同じ期間となっています。

 2023年だと、夏の土用の期間は、立秋(8月8日)の前日までの18日間ですから、7月20日から8月7日まで、です。

 このため、大暑の時の食べ物も、夏の土用の時の食べ物とほぼ同じです。

うなぎ

 その中でも、ポピュラーな食べ物は、土用丑の日(2023年は7月30日)のうなぎでしょう。

 暑い日が続く中、夏バテすることも多くなりますから、うなぎで体力回復を図ろうという願いが込められています。

 うなぎは、

 ビタミン
 ミネラル
 カルシウム
 亜鉛
 鉄

 など栄養価が高く、健康に効果がある成分を多く含んでいます。夏バテにいいのはもちろんですが、疲労回復、風邪予防などにも効果があります。

梅干し、瓜、うどん

 また、うなぎのほか、「う」の付く食べ物が健康にいいということで、

 梅干し
 瓜
 うどん

 なども食べられます。さっぱりとしていて、食欲が落ちる夏でも食べやすいというもの人気の理由でしょう。

天ぷら

 てんぷらも、夏バテ防止、疲労回復を狙って食べられます。

 毎月23日は「天ぷらの日」となっています。もともと、「天ぷらの日」は毎年7月23日頃の大暑に、天ぷらを食べて夏バテを防止しようとして制定されたものです。

 大暑に、天ぷらを食べるという食習慣もすっかり定着しています。

その他の旬の食べ物

 その他、夏の旬の食べ物としては、

 スイカ
 ミョウガ
 トウモロコシ
 枝豆
 夏ミカン
 
 などがあります。

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大暑の読み方や意味も含めて

大暑の読み方は?

 大暑の読み方は、たいしょ、となります。

大暑の意味は?

 大暑という漢字から、一年の中で、最も暑い時期であることが想像できます。具体的にチェックしてみましょう。

 「気象・天気図のすべてがわかる本」(ナツメ社)によると、大暑は、「最も暑さが厳しい時期。全国はほぼ梅雨明けし本格的に暑くなる」となっています。

 他の国語辞典でも、大暑は、二十四節気の一つとしたうえで、

 「一年中で最も暑い時期とされる」(例解新国語辞典)

 「一年中で一番、暑い時」(岩波国語辞典)

 となっています。

 大暑はすでに述べたように、1年を24等分した二十四節気のひとつで、立春(2023年は2月4日)から数えて、12番目にあたります。

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2023年の大暑はいつ?

 2023年の大暑は7月23日(日)になります。

 次の二十四節気の立秋(2023年は8月8日)の前日8月7日までの期間を指すこともあります。 

まとめ

 大暑には、うなぎや天ぷら、さらには、新鮮な野菜や果物を食べて、暑い夏を体感しましょう。

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