知のソムリエ  

知性を磨く 幸福と自由、独立のために

「読書」の記事一覧

民族学者・宮本常一 「読める写真を撮る」 写真で時代を記録 【偉人のスタイル】 

 地球4周分の16万キロを歩いて日本各地を調査した民俗学者の宮本常一は、10万枚以上の写真を撮ったことでも知られています。「読める写真を撮る」が信条で、昭和という時代の移り変わりを記録しました。  宮本常一が撮影したのは […]

民俗学者の宮本常一は、「旅の巨人」 歩いて、物を見て、考える力を養う 【偉人のスタイル】

 民俗学者の宮本常一(1907-1981年)は、「旅の巨人」と呼ばれました。日本各地を歩いた距離は、地球4周分に相当する16万キロ。歩いて、物を見て、考えるというのが「宮本民俗学」の基本になっています。  この基本姿勢は […]

寝る前に本を読む 効果のある読書術とは? 潜在意識を活かした読書術を7つのポイントで解説! 【情報力アップ】

 寝る前に本を読むことはとても大切です。効果のある読書術になります。意識のうち8、9割を占める潜在意識を活用することで、記憶を強化し、新たな発想を得ることも多くあるからです。本を読んで考えると、「化学反応」を起こすことも […]

「正法眼蔵随聞記講話」(鎌田茂雄著) 曹洞宗の開祖・道元の思想を平易な言葉で学ぶ 禅の教えは日常生活の中に 

 「正法眼蔵随聞記」は、曹洞宗の開祖・道元が弟子の懷奘(えじょう)に語った言葉を懷奘が筆録したもので、平易な言葉で、修行のやり方や心構えが説かれています。「正法眼蔵随聞記講話」では、著者の鎌田茂雄さんが、その「随聞記」の […]

無功徳とは? どんな意味の禅語? 「小さな努力を積み重ね、人生を豊かにする」「見返りを期待しない」 

 「小さな努力を積み重ね、人生を豊かにする」「見返りを期待しない」--。「無功徳(むくどく)」という禅語を学ぶと、そんな禅の精神が伝わってきます。大切にしたい生き方を示してくれる言葉の一つです。  建功寺(神奈川県)住職 […]

西田幾多郎博士 「座禅 読書」「座禅 読書」の日々で「西田哲学」を築く 「禅とはなにか」を読んで 【偉人のスタイル】

 禅は、深くてやさしい「生きる知恵」の宝庫――。枡野俊明さんの著書「禅、シンプル生活のすすめ」を読むと、こんな禅の真髄がわかります。「禅とはなにか」(鎌田茂雄著、講談社学術文庫」を読んで、禅をさらに学びました。  「座禅 […]

ことわざを子供向けに簡単に解説 面白いことわざを検索して勉強しよう 「辞書びきえほん ことわざ」

 ことわざには、人生を生きる上での知恵が凝縮されています。生き方を示してくれることもあるでしょう。励ましてくれることもあるでしょう。逆に、戒めてくれることもあります。そんなことわざを子供向けに簡単に解説したのが「辞書びき […]

「世界年鑑2019」は、国際情勢を理解するための必読書 世界をどう読み解くか

 「世界年鑑2019」(共同通信社)は、国際情勢を理解するための必読書です。2018年の世界情勢を概観する特集をはじめ、各国の現勢、各国元首・閣僚の一覧、世界人名録などが1冊に収まり、いつでも手にして、さまざまな疑問につ […]

ハマトン 毎日2時間、最良の書物を読む 将来のための大きな力に 【偉人のスタイル】

 イギリスの作家、P.G.ハマトン(1834年-1894年)はその著書「知的生活」(渡部昇一、下谷和幸訳)の中で、毎日2時間、最良の書物を読むようにすすめています。わずか2時間ですが、1年では700時間以上になります。将 […]