青森ねぶた祭2023年の日程や場所とは? 由来や見どころ、特徴は? 

 青森ねぶた祭は、仙台の七夕祭、秋田の竿灯祭と並んで、東北三大祭とされています。毎年、約300万人の観光客が訪れる人気の祭りです。青森ねぶた祭の2023年の日程や場所とは、どうなっているでしょうか。また、青森ねぶた祭の由来や見どころ、特徴はどうでしょうか。青森ねぶた祭についてまとめました。

青森ねぶた祭2023年の日程や場所とは?

 青森ねぶた祭2023年の日程や場所は以下のようになっています。

 青森ねぶた祭は、毎年8月2日から8月7日まで開かれています。

 2023年は、

 8月2日が水曜日
 8月7日が月曜日

 になります。

 開催場所は、青森市内中心部です。

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青森ねぶた祭の由来や見どころ、特徴は?

青森ねぶた祭の由来や歴史は?

 青森ねぶた祭の公式ホームページなどによると、青森ねぶた祭は、奈良時代に日本に伝わった七夕祭りと、青森・津軽地方で行われてい精霊送りや人形送りが一緒になったもので、江戸時代の享保年間に始まったのが由来とされています。歴史のある伝統的な祭りと言えるでしょう。

 「ねぶた」は、灯篭を意味し、それらを海や川に流すことで、無病息災を祈願しました。青森ねぶた祭の最終日、ねぶたが海上を渡る「海上運行」は、この流れをくむものと考えられています。

 「ねぶた」という言葉は、七夕祭りの「ねむり流し」に由来しています。「眠たい」が訛って、「ねぶた」になったとされています。

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青森ねぶた祭の見どころ、特徴は? 人気の理由は?

 青森ねぶた祭の見どころは、何と言っても、迫力満点のねぶた(山車)でしょう。青森ねぶた祭が人気となっている理由です。

 水滸伝(中国)
 三国志(中国)
 神話(日本)
 歌舞伎(日本)

 などに題材を取った張子を乗せたねぶた(山車)は、見るだけでも、それらの「物語」が浮かび上がり、楽しいものです。

 ねぶたは最大で

 幅9メートル
 奥行き7メートル
 高さ5メートル
 重さ約4トン

 にも及びます。

 内部には、電球や蛍光灯が取り付けられ、夜空に、輝きを放ちます。

 ねぶたは、ねぶた師が仕上げた力作ぞろいで、その躍動感は印象に残ります。動画のような世界が次々と展開されます。

 ハネトも、また、面白いですね。

 「らっせ、らっせ」「らっせーらー、らっせーらー」の威勢のいいかけ声で、ねぶたの前後で、跳ねまわり、踊ります。1台のねぶたの前後では、約500人から約2000人のハネトが躍り、祭りを盛り上げてくれます。

 例年なら、浴衣に たすきなどのねぶた用衣装を着て、運行前に、山車の前後にスタンバイすれば、自由に踊ることができましたが、2022年は、新型コロナウィルス感染防止のため、事前登録制となりました。注意が必要です。

 衣装はデパートやスーパーで購入できるほか、レンタルしてくれる店も運行コース周辺にあります。購入価格は1万円程度、レンタル価格は約4000円が目安です。事前に用意しておきましょう。

 見るのも楽しいですが、実際に、コースに出て踊ってみると、いい思い出になります。

 囃子も日本の歴史を感じさせてくれます。青森ねぶた祭が、国の重要無形民俗文化財に指定されているのも、よくわかります。祭りの期間中、全国から約300万人の観光客が訪れます。日本を代表する祭りの一つともなっています。

青森ねぶた祭2023年の内容

 青森ねぶた祭の公式ホームページなどによると、2023年の内容(イベント)は以下のようになっています。

 8月1日       前夜祭
            ねぶたラッセランド            
            
 8月2日、3日    大型ねぶた、子どもねぶたの運行
            午後7時から運行します
                       
 8月4日から6日まで 大型ねぶたの運行
            午後6時50分から運行します。
                        
 8月6日       ねぶた大賞など各賞の発表

 8月7日       大型ねぶたの運行
            午後1時から運行します。 
            
            青森花火大会、ねぶた海上運行
            午後7時15分から午後9時頃まで、青森港 
            大賞、知事賞、市長賞など各賞を受賞したねぶたが海上を運行します。
            約1100発の花火も打ち上げられ、祭りのフィナーレとなります。

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大型ねぶた、子どもねぶたの運行コース

 大型ねぶた、子どもねぶたは、青森ねぶた祭の華と言えます。ねぶたは、出発地点から1台ずつ順次スタートします。ねぶたの回り方は左回りになります。

 8月2日、8月3日は午後7時、協働社前からスタートします。

 8月4日、8月5日、8月6日は午後6時50分、新町柳町交差点からスタートします。

 8月7日は午後1時、新町柳町交差点からスタートします。

 青森市内の約3.1キロをコースに、迫力満点に運行します。

 コースは、八甲通り
        ↓
      青森県庁前
        ↓
      青森市役所前
        ↓
      NTT前
        ↓
      平和公園通り
        ↓
      ホテル青森前
        ↓
      ローソン前
      
 となっています。

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観覧席

 運行コースには、団体観覧席(10人以上)と、個人観覧席が設けられます。団体観覧席は、1次募集(買取)と2次募集(予約)に分かれています。

 個人観覧席については、7月上旬から、全国のコンビニエンスストアなどで販売されます。

 募集要項は、こちらをご覧ください。

屋台

 コースの近くには、やきそばやお好み焼き、焼き鳥、ソーセージ、おでん、イカ焼きなどの屋台も出店する予定です。

青森ねぶた祭へのアクセス

新幹線

 東北新幹線のはやぶさで、新青森駅へ。奥羽本線に乗り換えて、青森駅で下車。

飛行機

 青森空港へ。空港から市内へはバスで約30分。

 東北自動車道の青森中央インターチェンジで下車。青森市内まで、約15分。

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まとめ

 青森ねぶたは、新型コロナウィルス感染防止のため、2020年、2021年と2年連続で中止となり、2022年も内容を一部変更して開催されました。2023年は例年の形で行われます。

 青森ねぶたは、フランス、英国、イタリア、中国、米国、ブラジルなど世界各国の祭にも参加し、その声価を高めています。世界各国の人々が認める世界の祭りのひとつと言えるでしょう。日本人として、一度は、体感しておきたい祭りです。

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