清明とは、どんな意味? 二十四節気のひとつ 由来も知って

 清明は、穏やかな春にぴったりの季節の言葉です。清明とは、どんな意味なのでしょうか。1年の季節の推移を24に区切った二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつである清明の由来も調べてみました(トップの写真は、目黒不動尊の桜)。

清明の意味は?

 「清々しく明るい空気に満ちあふれ、すべての動植物が生き生きとする頃」

 「プロが教える気象・天気図のすべてがわかる本」(岩谷忠幸監修)は、こんな風に、清明の意味を説明しています。厳しい冬が終わって、穏やかな春になったという感じがよく表現されています。

 桜も日本各地で満開へと近づいていきます。入学、入社式の時期にもあたります。希望も膨らみそうです。ワクワク感も感じられます。

 立春から始まる二十四節気からすると、

 立春
 ↓
 雨水
 ↓
 啓蟄
 ↓
 春分
 ↓
 清明

 と、5番目になります。立春、春分ほど知られていないかもしれませんが、清明もしっかり覚えておきたい二十四節気です。

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清明はいつ?

 太陽暦では、4月5日頃になります。この4月5日頃から、次の二十四節気である穀雨(4月21日頃)の前日までの期間を指すこともあります。

清明の由来

 出典は、江戸時代の天明7年(1787年)に出された「こよみ便覧」とされています。ここに、「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記載されており、「清浄明潔」を略した言葉になっています。

 中国では、清明の時期、暖かくなって外出も容易になることから、先祖の墓参りをし、掃除をする風習があります。沖縄でも、同様に、先祖の墓参りする「清明(シーミー)祭が行われます。中国から伝わったものです。

まとめ

 「中国の北宋代の詩人、蘇東坡(そとうは)は、目の前の春の風景に心を打たれ、『柳は緑、花は紅、真面目』と言いました。当たり前の姿にこそ真実がある。素直な心で日常のなかにある真理--仏--に気づいてください。その気づきは必ずや、私たちに生きる勇気を与えてくれます」

 建功寺住職、枡野俊さんは、「禅、シンプル生活のすすめ」で、こう書き、「季節の移ろいを感じる」ことの大切さを説いています。清明も体感したいものです。

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