藤井聡太四段(14)が6月26日、史上初の29連勝をかけて、増田康宏四段(19)と対局します。10代の棋士はこの2人だけで、対局は熱戦となりそうです。増田四段のプロフィールをまとめてみました。
◇増田康宏四段
1997年11月4日生まれの19歳。
東京都昭島市出身。
師匠は、森下卓九段。
◇将棋を始めたのは5歳
5歳の時、母親に買ってもらったゲームボードセットに、将棋があり、興味を持ったといいます。ちなみに、藤井四段も5歳の時に、将棋の手ほどきを受けました。
◇羽生三冠と同じ八王子将棋クラブで腕を磨く
昭島市は八王子市と隣接しています。増田少年は、八王子将棋クラブに通い、将棋の腕を磨きました。このクラブは、羽生三冠が通ったことでも知られています。
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◇奨励会入会
2008年9月、小学5年生の10歳の時、プロ棋士養成機関の奨励会に入りました。その後、順調に昇級、昇段し、2012年4月、中学3年生の14歳の時、三段になりました。そして、2014年10月、高校2年生の16歳の時、三段リーグを勝ち抜き、四段に昇段、プロ棋士になりました。
◇2017年の成績
11戦で8勝3敗となっています。藤井四段とは、1勝1敗のタイです。どちらが勝つか熱戦となりそうです。
◇東西の天才
10代のプロ棋士は藤井四段、増田四段の2人だけです。若手天才の対決としてもますます、人気を呼びそうです。
◇詰将棋
藤井四段は全国詰将棋大会で3連覇していることでも知られていますが、増田四段は、詰将棋は実戦にそぐわないとして、あまり重視していません。ここでも2人の若手棋士は好対照です。
◇まとめ
2人のプロ棋士は今後、日本の将棋界を背負っていくことになるでしょう。3回目の対局は、将棋界に歴史を刻む名勝負となりそうです。
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