2025年の浜降祭の日程や場所、スケジュールは? 見どころや起源、歴史は?

 湘南・茅ヶ崎の海で、神社の氏子たちが神輿を海中に次々と担ぎ入れて、禊(みそぎ)をする――。そんな壮観な光景が浜降祭(はまおりさい)では印象に残ります。2025年の浜降祭の日程や場所、スケジュールはどうなっているのでしょうか。また、浜降祭の見どころや起源、歴史はどうでしょうか。2025年の浜降祭についてまとめました。

2025年の浜降祭の日程や場所、スケジュールは?

2025年の浜降祭の日程や場所は?

 浜降祭は毎年7月の第3月曜日の海の日に茅ヶ崎西浜海岸で行われています。2025年は、7月21日です。夜明けから早朝にかけての祭りになっています。

 浜降祭は、新型コロナウィルス感染防止のため、

 2020年
 2021年
 2022年

 と3年連続で中止となり、2023年は4年ぶりに開催されました。2023年からは通常の形で開催されています。

2025年の浜降祭のスケジュールは?

 茅ヶ崎市や寒川町の各神社では、7月21日の午前零時くらいから準備が始まります。神社から神輿を出す「宮出し」が行われ、次々と、茅ヶ崎西浜海岸に集まってきます。一番最初の神輿は午前4時くらいに到着、午前7時くらいまでに、すべての神輿が集合します。

 「どっこい、どっこい」。神輿が海岸に着くと、氏子たちのかけ声とともに、神輿が相次いで海中に担ぎ入れられます。そして、午前8時頃、神輿は各神社へと帰路に着きますが、その時も、再び、海中に担ぎ入れられます。

スポンサードリンク

2025年の浜降祭の見どころは?

 浜降祭の見どころ何といっても、神輿が海中に担ぎ入れられるシーンでしょう。こういったシーンは、日本の祭りでは、そう多くないものです。

2025年の浜降祭の起源や歴史は?

 鶴嶺八幡宮や寒川神社では江戸時代から、神輿を海中に担ぎ入れて、罪や穢れを落として心身を清める神事が行われていましたが、明治時代になって合同でこの神事を行うようになりました。この神事が、浜降祭りの起源です。この合同神事に、

 茅ヶ崎市
 寒川町

 の神社も相次いで参加するようになり、約40基の神輿が参加する大きな祭りへと発展しました。

 明け方からの祭事のため「暁の祭典」とも言われます。

 現在は、神奈川県の無形民俗文化財に指定されています。

スポンサードリンク

まとめ

 浜降際は、湘南地方に、本格的な夏到来を告げる祭りとなっています。湘南の海で、江戸時代から脈々と続く伝統の祭りを楽しみましょう。

あわせて読みたい
【2025年】鎌倉長谷寺のあじさいの開花状況や見頃は? あじさいの種類は?
2025年の鎌倉明月院のあじさいの開花状況や見頃は? 種類やアクセスは? 
三社祭はいつから始まった? どんな祭りで、2025年の日程やスケジュール、見どころは? 
2025年の葛飾菖蒲まつりの日程や場所は? 花菖蒲の開花状況、見頃は? 
2025年の入谷朝顔市の日程や場所は? 値段や歴史は? 通販での購入もおすすめ 
東京・愛宕神社の「千日詣り ほおずき縁日」とは? 2025年の日程や愛宕神社の歴史は? 
2025年の金沢百万石まつりの日程や場所は? 内容や歴史は? 
2025年の仙台青葉まつりの日程や場所、見どころは? すずめ踊りや山鉾巡業などを満喫
葵祭とは、どんな祭り? 簡単に解説  2025年の葵祭の日程や場所、見どころは? 
2025年の祇園祭はいつからいつまで、どこで? 祇園祭とは、どんな祭りで、見どころは?



あわせて読みたい
朝日新聞デジタル 紙面との違いは? レビューでメリット、デメリットを比較
就活におすすめの新聞は、どこの新聞? いつから読むべきか?
就活のための時事問題対策 新聞のニュース記事で勉強 読まないと不利にも