知のソムリエ  

知性を磨く 幸福と自由、独立のために

「偉人のスタイル」の記事一覧

永井荷風 日記「断腸亭日乗」で時代の流れを記録 後世に資料を残す気概で 【偉人のスタイル】

 「腕くらべ」や「濹東奇譚」などで知られる小説家の永井荷風(1879年-1959年)は、日記で時代の流れを克明に記録しました。後世に資料を残す気概で、社会や自分の日々の出来事を書き続けました。自分の別号「断腸亭」から名前 […]

本多静六博士 睡眠を大切にする 睡眠と潜在意識の関係は? 【偉人のスタイル】

 貯金や投資で莫大な資産を築き、勤勉をモットーに生涯で376冊の著書を書いた本多静六・林学博士は、睡眠を大切にしました。疲れたら寝て、常に、頭脳をクリアな状態にしていました。睡眠をもとに効率よく働くことを日々、考え、多く […]

本多静六博士の「4分の1天引き貯金」 【偉人のスタイル】

 本多静六博士の「4分の1天引き貯金」はあまりにも有名な逸話でしょう。東京農業大学助教授になった25歳の時から、通常収入の4分の1を天引き、臨時収入も加えて貯金し、そのお金を投資に回したことで、巨大な富を得ることができま […]

本多静六博士 毎日、原稿用紙1枚以上の文章を書く 【偉人のスタイル】

 日本の林学を確立した本多静六博士の著作には、学ぶべき習慣や教訓がたくさんあります。本多博士が、「書く行(ぎょう、行為)」と呼んだものもその一つです。価値のある文書を毎日、原稿用紙1枚(14行32字詰め)以上、書く――。 […]

本多静六博士 豊富な引用、抜き書きで、発想を得て思考を深める 【偉人のスタイル】

 本多静六・林学博士の著書を読んでいくと、世界著名人の言葉の引用、抜き書きが多いことに気づきます。抜き書きを追って読むだけでも、面白く、役に立ちます。本多博士が、丹念な引用、抜き書きで発想を得て、思考を深めていったことが […]

本多静六博士 明治神宮の森を造る 100年後も生き続ける森を見据えて 【偉人のスタイル】

 東京都心にある明治神宮は、都民に親しまれる憩いの場となっていますが、日本の林学の創始者と言われる本多静六博士(1866-1952年)がこの森を造ることに尽力しました。常緑広葉樹を植えることで、100年後以降も長く生き続 […]

ニュートン 常に考え続けることを大切にする 徹底的に考えて答えを導き出す 【偉人のスタイル】

 近代物理学の祖と言われる英国のアイザック・ニュートンは、常に考えることを大切にしました。徹底的に考えて答えを導き出す。思索のありかたを問い直したと思います。  足元に落ちてきたリンゴから万有引力の法則を大発見した、とい […]

福沢諭吉 留学中の子供に手紙を送り続ける 親子の愛情を大切に 【偉人のスタイル】

 慶應義塾大学を創設した福沢諭吉は、米国留学中の長男、次男に6年間、手紙を送り続けました。アメリカ船が週に1回、あるいは2週間に1回、日米間を往復するのに合わせて、手紙を送り、その手紙は三百何十通に及びました。諭吉の文通 […]

ウォルター・スコット 書斎に蔵書を備える 蔵書は創作の源泉 【偉人のスタイル】

 英国スコットランドの詩人・作家、ウォルター・スコットは、書斎に膨大な量の蔵書を備えていました。スコットは、小説の「アイバンフォー」や「ナポレオン伝」、抒情詩の「湖上の美人」などを書き、当時のベストセラー作家となりました […]

偉人のスタイル 新著「世界が称賛!『すごい日本人』」を読む 日本人が どんな活躍をし、どう評価されたかを知る

 日本人はかつて、世界でどんな活躍をしてきたのか。また、日本人は世界の人々にどう見られてきたのか。そんなことに興味を持っていたら、その一端を知ることができる、格好の本が出版されたことを知り、購入しました。「世界が称賛!『 […]