湯島天神梅まつり2020  見ごろや開花状況をウォッチ ライトアップ、出店も楽しんで 

 「梅の名所」として江戸時代から親しまれてきた湯島天神(正式名称は湯島天満宮)で2020年も人気の梅まつりが開かれます。「湯島の白梅」をはじめ、紅、薄紅、淡紅などの約300本の梅が約1か月にわたって咲き誇ります。見ごろや開花状況をウォッチして、梅見を楽しみましょう。

 ライトアップされる梅もまた、美しさを増します。アクセスもいいですから、家族や友人らと訪れてはいかがでしょうか。

湯島天神梅まつりの日程・場所

 2020年2月8日(土)から3月8日(日)まで。
 湯島天神
 住所 東京都文京区湯島3-30-1
 電話 03-3836-0753
 時間 午前8時から午後7時30分まで
 入園は無料
 宝物殿は拝観料大人500円(梅まつり期間中は300円)

湯島天神梅まつりの歴史

 「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

 政争で敗れ、大宰府に左遷されることになった菅原道真が京を離れる際、庭の梅を見て詠んだ歌です。梅の花を愛した菅原道真の心情がひしひしと伝わってくるようです。

 湯島天神は、その菅原道真を祀っており、1958年(昭和33年)から、梅まつりが行われています。都内で有数の梅の名所で、期間中、約45万人が梅の観賞に訪れます。2020年で、梅まつりは63回目となります。

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湯島天神 梅の見ごろや開花状況は?

 見ごろは2月中旬から3月上旬までです。

 湯島天神の公式ホームページによると、梅の木の樹齢は70年から80年で、種類、色、特長は以下の通りです。

 白加賀(しろかが) 白 湯島天神の梅の7、8割を占めます。
 月影(つきかげ) 白
 豊後(ぶんご)      淡紅 遅咲き
 寒紅梅(かんこうばい) 紅  八重咲
 見驚(けんきょう) 薄紅
 冬至(とうじ)      白  早咲き
 想いのまま(思いのまま) 紅白の花が一本の木から咲く
 道知辺(みちしるべ) 薄紅
 東雲(しののめ)      薄紅
 南高(なんこう) 白  最高級品(和歌山原産)
 十郎(じゅうろう) 白  一重(小田原原産)
 紋造(もんぞう) 淡紅
 紅千鳥(べにちどり) 紅  一重

 南高梅などは良く聞きますが、種類が豊富です。これらの品種をメモして持参したら、梅の知識を深めることができます。

 開花時期が品種によって異なりますので、梅まつりの期間中、いろいろな梅の花を楽しむことができます。

 また、ライトアップが午後5時から午後7時まで行われます。昼間と違った趣の梅を観賞できます。

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さまざまなイベント

 土日曜日、祝日には、さまざまなイベントが行われ、梅まつりを盛り上げます。

 イベントは、以下の通りです。

 神輿渡御
 カラオケコンクール
 奉納演芸
 湯島天神白梅太鼓
 おはやし
 日本舞踊
 かっぽれ
 三味線

 などが期間中の土、日曜日に行われます。

 そのほか、薩摩琵琶、講談、落語、野点、生花展、物産展などです。

 また、境内や表参道に、屋台が出店し、焼きそばや煮込み、ソーセージなどを販売します。

混雑状況

 期間中、約45万人が訪れますが、開花時期が梅によって異なるため、週日ならば大混雑となることはありません。

 ただ、週末、祝日は混みますので、ゆったり梅を観賞したい人は、これらの日々を避けたほうがいいでしょう。ライトアップで観梅するのもお勧めです。

アクセス

 電車利用が便利です。
 最寄駅は、東京メトロ千代田線・湯島駅
 東京メトロ銀座線・上野広小路駅
 東京メトロ丸の内線・本郷3丁目駅
 JR御徒町
 都営地下鉄大江戸線・上野御徒町駅
 です。

 車の場合は、湯島天神の駐車場のスペースが狭いので、周辺の有料駐車場を利用することになります。
交通の便はよく、東京首都圏からスムーズに湯島天神を訪れることができます。

湯島天神巡りもお勧め

 境内には、湯島天神の歴史を学ぶことができるものがあります。手水舎の横にある「撫で牛」の像は、病気やケガで悩んでいる人が、その箇所と同じ牛の部分をなでると、病気などが治ると伝えられています。

 「講談高座発祥の地」の石碑もあります。湯島天満宮の境内に住み、そこで講談を行っていた講談師の伊東燕普が、徳川家康の偉業を讃える講談を行う際、庶民と同じ高さでは失礼にあたる、として、高座を設けたのが最初なのだと言います。

 境内に至る坂には二つあり、急な男坂、緩やかな女坂ともに味があります。

 江戸後期には、最高千両(約1億円に相当)の賞金の富くじが庶民の間で人気となり、湯島天神は、目黒不動尊、谷中の感応寺と並んで、「江戸の三富」と言われました。富くじの歴史を示すものはありませんが、湯島天神の歴史を自分で学ぶのも楽しいでしょう。

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