明治神宮への初詣2020 どのくらいの人数で混雑? 参拝はどのルートでアクセス?

 2020年の新年がまもなく、やってきます。家内安全、世界平和、縁結びなどを祈る初詣では、明治神宮(東京都渋谷区)が大人気です。明治神宮はどのくらいの人数で混雑するのでしょうか。また、参拝はどのルートでアクセスしたらいいのでしょうか。ユニークなおみくじや参拝方法なども含めて調べてました(トップの写真は、御社殿)。

 ◇明治神宮への初詣の人数は?

 明治神宮は、全国でNO1の人出数を誇るだけに、元旦をはじめ、三が日で300万人以上の人々が毎年、初詣に訪れます。初詣の大人気スポットだけに、2020年も多くの参拝客でにぎわいそうです。

 元旦は、大みそかから並んだ初詣客でいっぱいとなります。年越し参拝を目指す初詣客らで、この場合、参拝するまでに3、4時間かかります。参拝して年越しするのなら余裕を持って、明治神宮に出かけることが大切です。

 初詣客で、午前3時ころまで、大混雑します。その後、初詣客は少し減りますが、午前8時ころから、また混み始めます。

 ◇明治神宮への初詣でおすすめの時間帯は?

 上記のような事情からすると、元旦の1日に初詣するのなら、午前3時から午前8時の間がお勧めです。この時間帯でも特に、午前3時から午前5時くらいの間がいいでしょう。少しゆったりと参拝ができます。

 また、三が日には、午前8時から午後4時くらいが混雑します。参拝し終えるまでに、2時間くらいかかります。開門時間の午前6時40分、閉門時間の午後6時30分近くに参拝すると、混雑を避けることができます。

 いつ参拝するにしても、人出の多さはありますから、スリや迷子などに十分、気を付けましょう。

 ◇明治神宮へのアクセス

 明治神宮の駐車場は三が日、使用できないため、電車で参拝することになります。アクセスはいいでしょう。明治神宮までの距離は以下のようになっています。

 ・JR原宿駅、東京メトロ明治神宮前駅から、南参道口へ(約700メートル)。
 ・JR代々木駅、都営地下鉄代々木駅から、北参道口へ(約900メートル)。
 ・小田急電鉄参宮橋駅から、西参道口へ(約800メートル)。

 一番、混雑するのが、南参道です。次が北参道です。このため、比較的、混雑が緩和されるのが西参道で、この西参道から参拝するのがおすすめとなります。

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 ◇明治神宮への初詣で祈願すること

 明治神宮では1月1日午前7時から、皇室の弥栄と国家の隆昌を祈り、今年の誓いを新たにする祭典「歳旦祭」が開かれます。元旦の午前零時からの初詣も、国民が新年で初めて神社仏閣にお参りするもので、神仏に新年の挨拶をし、今年1年間の無事と平安を祈願します。祈願の内容は以下のように幅広くなっています。

 ・家内安全
 ・国家安泰
 ・世界平和
 ・開運招福全般
 ・厄除け
 ・安産
 ・学業成就、合格成就
 ・縁結び
 ・社運隆昌
 ・縁結び
 ・商売繁盛
 ・病気治癒

 2020年の新年がひとりひとりにとって、願いがかない、いい年になるといいですね。

 ◇明治神宮での参拝の作法

 参拝の作法も大切にしたいものです。こんな作法を覚えていくといいでしょう。

 ・最初の「一の鳥居」をくぐる時、軽くお辞儀をします。帽子を被っている場合は、脱帽します。
 ・参道の中央は歩かず、左右どちらかを歩きます。
 ・大鳥居、拝殿前の鳥居でも、一礼します。
 ・手水舎(てみずや)では、柄杓を持って水を汲み、左手、右手の順(利き手が左の場合は、右、左の順)に洗います。
 ・神前では、二拝二拍手一拝をします。

 ◇明治神宮のおみくじ

 明治神宮では、他の神社のように、吉凶がないのが特長です。その代わりになるのが、「御製(ぎょせい)」「御歌(みうた」です。御製は、明治天皇が作られた和歌や詩文、御歌は昭憲皇太后や皇太子らが詠まれた和歌です。

 15首ずつが「大御心(おおみころ)」として出されています。和歌がおみくじとなるのは、また、風流なものになります。

 ◇   ◇

 ◇明治神宮とは?

 創建は1920年(大正9年)11月1日です。明治天皇(1912年に崩御)と、昭憲皇太后(1914年に崩御)が祀られています。毎年11月1日に「鎮座記念祭」が行われます。

 11月3日は明治天皇の誕生日(旧暦の9月22日)で、この日を祝う秋の大祭は、勇壮な流鏑馬や、舞楽、能、狂言、邦楽、弓道、合気道などで人気です。

 もともと、この土地は江戸時代初期から、加藤家、井伊家の下屋敷でしたが、明治初年、井伊家から政府に献上されました。面積は約70万平方メートルで、園内には、隔雲亭や御釣台、四阿南池、菖蒲田、清正井などがあります。

 ◇明治神宮を散策しよう

 初詣を機に、散策を楽しんだらいかがでしょうか。おすすめの場所はたくさんあります。

 ・森

 何といっても、緑豊かな森が初詣で人気NO1となる魅力でしょう。大鳥居から一歩足を踏み入れると、次々と現れる大木に圧倒されます。シイ、カシ、クスなど常緑広葉樹の約10万本(234種類)が大空に向けて、くっきりと伸びています。

 木の幹もどっしりし、10メートルの高さを超す木々も多くあります。深呼吸するだけで、木々、そして、自然の神々しさを感じ取ることができます。神秘的でさえあります。

 この森は一人の偉人の功績で出来上がったものです。日本の林学の父とも言われる本多静六博士(1866-1952年)が常緑広葉樹を多く植えることで、100年後も生き残る森を提唱し、造りあげられました。

 常緑広葉樹なら、自然に落下する種子によって、次の木が育つからです。人為的な手入れではなく、自然の力を生かした森造りとも言えるでしょう。

 今は紅葉の季節ですが、明治神宮の森ではあまり、紅葉を見ることはできません。残念ですが、それ以上に、大木の緑は迫力でいっぱいです。空気も澄んでいて、美味しく感じられます。

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 ・大鳥居

 大鳥居も魅力の一つでしょう。南参道(JR原宿駅から)、北参道(JR代々木駅から)を歩いて、御苑入口へと向かう途中にある大鳥居は、説明によると、日本で最も大きい木造の「明神鳥居」で、大正9年に創建され、昭和50年に建て替えられたと言います。

 原木は、樹齢1500年以上の台湾産扁柏(ヒノキ)で、高さが12メートル、柱の径1.2メートルです。柱と柱の間は9.1メートルです。

 神が宿ったようです。参道は、中央が砂利、道の両側が舗装されています。参道の中央は神様の通り道なので、参拝の際には、中央を避け、道の両側を歩くのがいいそうです。

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 ・清酒菰樽(こもたる)と葡萄酒樽

 南参道を歩くと、「奉献 清酒菰樽」も目を引きます。明治天皇は我が国の産業奨励、技術の振興に力を尽くされたといい、これらの清酒菰樽は、全国の酒造会社から奉納されたものです。どの菰樽を見ても、歴史と伝統のあるものばかりです。名酒がずらりと並んでいます。

 また、参道の反対側には、葡萄酒樽が奉献されています。「和魂洋才」を旨に、断髪、洋装、洋食など西欧文化を積極的に取り入れた明治天皇に対して、ワインの名産地フランス・ブルゴーニュ地方のシャトー(ワイン醸造場)から奉献されたものです。こちらも、見ているだけで、楽しくなります。

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清酒菰樽

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葡萄酒樽

 ・菊花展

 秋のシーズンを彩るものでしょう。今の時期、大鳥居から御社殿へと向かう参道では、各地の菊花会や高校から出品された菊の鉢植えなどが参拝者を楽しませています。白、ピンク、黄色、赤などの菊がとても美しく飾られています。初詣までは続きませんが、秋を感じさせてくれます。11月23日には、秋の収穫に感謝する「新嘗祭」も行われます。

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 神前結婚式も時々行われます。

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