乗船したのは、日の出桟橋から出る「シンフォニークルーズ」です。2時間10分にわたって東京湾をクルージングするランチクルーズに参加しました。船は、 「シンフォニーモデルナ」で、総トン数2618トン、全長83.20メートル、全幅13メートル、乗船者数600人の客船です。
客船に 入ると、豪華な船室に案内されました。重厚感のある船室で、落ち着きます。大きな窓から外の眺めを楽しみながら、フレンチの食事を味わいました。サーモン とポークのリエットの盛り合わせの前菜、季節の野菜とミックスビーンズのブイヨンスープ、そして、メインディッシュは、舌平目のムースに香味野菜を添えた ものでした。
ハウスワインの赤ワインを飲みながら、どれも美味しくいただきました。
海から眺める眺望は想像以上のものでした。レインボーブリッジをくぐると、左手には、お台場のビル群、右手には、船からの荷揚げ場が目に入ってきます。羽田空港に近づくと、船のすぐ上空を飛行機が飛び交います。その大きさとスピードは迫力満点です。
海上では、大小の船が行き交います。
食事の後、屋上のデッキに出ると、やや強い海風を感じながら、陸上の風景が流れていくのを見ました。爽快な気分でした。
今まで、会社の忘年会で、隅田川をクルージングしたことはありましたが、東京湾は初めてで、その眺望の素晴らしさは、定年退職の記念になりました。こんなに豪華な旅は久しぶりでした。今度は、サンセットやディナークルージングにも参加したくなりました。
東京にはまだまだ、いいものがたくさんあるなあ、と思いました。その魅力を探し続けるつもりです。