感謝の気持ちを込めて、小さなプレゼントとメッセージを贈る 定年退職の記念に、ほうじ茶をいただく

 「少し落ち着いたら、奥様と、ほうじ茶を飲んでください」--。定年退職に際して、たくさんの記念品をいただきましたが、その中の一つに、同僚からいただいたほうじ茶がありました。

 仕事の雑務整理を終え、自宅に帰って、妻と、ほうじ茶を飲むと、ゆったり、過ごすことができました。いつもあまり飲むことがないほうじ茶が良かったのでしょうか。それもあると思いますが、何より、同僚の優しい思いやりがゆったり感を生んだのでしょう。

 「日本人にはあまりなじみがないのですが、欧米には『スモールプレゼント』という素晴らしい習慣があります。特別な日じゃなくても、日頃から感謝している人に、なにか小さなプレゼントとメッセージを贈るのです」

 「『感謝の習慣』で人生はすべてうまくいく!」(佐藤伝著)を読んだら、こんな習慣が書かれていました。佐藤さんはこの著書の中で、高価なのものではなく てもいいので、紅茶や本などのスモールプレゼントを、感謝の気持ちを込めたメッセージを小さなカードに書き添えて、渡すことをすすめています。

 「一言を添えたスモールプレゼントを贈るだけで、どれだけ人間関係がうまくいくことでしょうか。こうした小さな感謝を形にしていくことが、あなたの人生を大きく変えてくれます」と佐藤さんは書いています。

 小さなプレゼントと感謝のメッセージを贈る――。いい習慣です。

 私も早速、この習慣を取り入れようと思っています。会社を退社して、まだ、個別の送別会が続 いていますので、地元・川崎の煎餅「大師巻」を購入し、メッセージカードを添えてプレゼントしようと思っています。揚げ煎餅を海苔で巻いた煎餅は、どこか 「和」を感じ取ることができて、多くの人々に好まれるでしょう。外国人の友人でも大丈夫そうです。

 このブログでもよく書きましたが、昼休みなどに会社周辺を散策した時は、よく和菓子を土産に買って会社に戻ったものです。同僚に喜ばれて、散策が思い出に残るものになりました。きんつばを東京・一番町で買ったなあ、などと散策を思い出すことができます。

 これから、付き合う人々は大きく変わりますが、小さなプレゼントを感謝の気持ちを込めたカードとともに贈ることを大切にしていこうと思っています。