ソニー・インタラクティブエンタテイメントが今年10月、ゲーム機「プレイステーション4」専用に、VR(仮想現実)が体験できる「プレイステーション(PS)VR」を販売することになりました。定価は、4万4980円(税別)です。「プレイステーション(PS)VR」を中心に、テレビを超える市場になるとの試算もある仮想現実(VR)を少しずつ研究していきたいと思います。
仮想現実(VR)とは?
VRは、「仮想現実」とも、「人工現実感」とも訳されます。VRは、コンピューターグラフィックス(CG)が創り出す空間で、使用者は、ゴーグル型の専用端末を装着することで、周囲360度の大迫力映像を現実世界のように見渡すことができます。頭の動きで映像が変化し、CG空間の中にいるような感覚が楽しめます。VRは、CG技術の大幅の伸びで、VRが一気に普及に向けて動き出しました。サムスンや台湾のHTCなどが先行して、VRを取り入れています。
「プレイステーション(PS)VR」は?
「プレイステーション(PS)VR」用には、230社以上がソフト開発を行う方針を示しています。開発が進めば、仮想空間で、様々なゲームが楽しめそうです。新しい時代のゲームとも言えるでしょう。また、360度の動画も見ることができます。ソニー・インタラクティブエンタテイメントは、「プレイステーション(PS)VR」の使い方を説明した手引書も整備していくことにしています。
「プレイステーション(PS)VR」を紹介
東京・お台場の日本科学館で5月30日まで開催された「GAME 0N」展で、「プレイステーション(PS)VR」が紹介されました。同展は、テレビゲームの変遷や社会的な意義を考えるもので、日本で初めて開催されました。「プレイステーション(PS)VR」の技術は世界で大きく注目されました。
VRビジネスの衝撃―「仮想世界」が巨大マネーを生む (NHK出版新書 486) 新品価格 |