「一流と呼ばれる人、仕事ができる人たちは、短時間で膨大な量の仕事をこなし、かつ質の高い成果をあげる。なぜ、そんなことができるのか。それは、彼らの頭の中に、同じ努力でもグンと効率がよくなる、少しの力を何倍にも変換する、そんなテコのような道具を持っているからだ」。
「一流のプロの頭の中にある仕事の道具箱」(中島孝志著)の「はじめに」で、こんなふうに書かれた一文を読んで、一気に本に引き込まれました。
本では、「仕事の速い人の時間の道具箱」、「いい考えがどんどん生まれるアイディアの道具箱」、「効率よく仕事を進める段取りの道具箱」、「ストレスに負けない心の道具箱」、「夢や目標を実現する人の成功の道具箱」などが100項目で紹介されています。どれもアイディアに富んだものばかりです。
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その中で、私が特に面白いと思ったのが「成功の道具箱」の中の「地図脳」です。
中島さんの造語だそうです。
「夢や目標は、脳という名の白地図に描いたことしか実現しない」として、自分のやりたいことを100項目くらい挙げてどんどんカードに書くのだといいます。
そうしたら、これらのカードをテーマに分けてグループ化し、優先順位をつけて、地図のように並べるそうです。
中島さんが24歳の時に考えた「地図脳」でわかるように、その時々に応じて、やるべきこと、達成すべきことが書かれています。目標や夢が明確に示され、その手順が書かれています。こういう地図なら、モチベーションも高まり、努力するスピードも速くなるでしょう。
「あなたが『将来こうなりたい』と思う自分像を、しっかりイメージできれば、脳はあたかもそれが現実であるかのように反応し、その情報をインプットしていくことになります」
高島徹治さんも「『寝る前30分』を変えなさい」で、こう書いています。同じ原理です。
「地図脳」によって、少しでも、目標などに近づけたらいいでしょう。
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