新聞スクラップのやり方 7つのポイントで、情報力アップ! 30年以上の記者経験から

 新聞には、良質で役立つ記事がぎっしり詰まっています。そんな新聞記事を何度も繰り返して読んで、情報力をアップしたいものです。そのための新聞スクラップのやり方を紹介します。7つのポイントに注目です(トップの写真は、私が興味を持った記事の数々です)。

 30年以上の私の新聞記者生活から得たノウハウでもあります。

ポイント1 スピーディーに

 新聞のスクラップと言うと、重要で、興味を持った記事を切り抜き、スクラップブックやノート、台紙に貼り付けるのが一般的ですが、できるだけ、余分な時間をスクラップにかけないことが大切です。最大の狙いは、情報力アップのため、新聞記事を生かすことですから、省力化を図ります。

 重要な記事の載っている新聞の面をびりりと手で破いてしまいます。新聞の上部分から下部に向けて縦に破れば、きれいに切り離すことができます。

 その面の裏面に、重要な記事がある場合は、コピーします。

ポイント2 サイズを統一

 びりりと破いた1面は4つに折りたたみます。A4サイズよりやや小さいサイズとなります。裏面の記事のコピーは、A4で取れば、大きさを統一できます。折りたたんだもののほうがやや小さいですが、違和感はありません。

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ポイント3 死蔵させない

 新聞スクラップで最も重要なことは、新聞記事を死蔵させないということです。重要で興味を持った記事を切り抜き、スクラップブックに貼ってしまうと、それだけで満足して、保存しておくだけになる傾向が強くあります。

 保存しただけでは役立たない。そして、新聞スクラップが継続できない理由にもなってしまいます。

 新聞記事を随時、活用してこそ、その記事の持つ情報が生きてきます。

 4つに折りたたんだ記事は、透明なA4サイズのクリアファイルか、A4サイズ(角2)の封筒に入れます。クリアファイルなら、1ページ目に記事のタイトルを、たとえば、「フランス」などのように書いておきます。

 同様に、封筒ならば、右端に、F フランスと書き入れます。そして、Aから順番に本棚の棚に並べておきます。こうすると、読みたい記事を検索する際、簡単に対象のスクラップを手にすることができます。

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ポイント4 何度も繰り返し読む

 
 何度も、繰り返して読みます。ポイント3の「死蔵させない」でも指摘したように、スクラップしただけにしてはいけないのです。

 最初に読んだ時に、赤線を引くとともに、余白に、気づいたことを書いておくといいでしょう。2回目、3回目に読む時に、指針になります。何度も記事を読み返すことで、その記事の情報が的確に把握できます。良質な記事は何度も読む中で、自然に絞られてきます。

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ポイント5 1日1ファイル

 少なくとも、1日1ファイルを読みたいものです。朝起きたら、今日、読むファイルをビジネスバッグに入れるといいでしょう。時間がある時に、ファイルを取り出し、次々に、記事を読み込んでいきます。

 通勤電車の中でも、A4サイズの記事ならば、スペースも取らず、読みやすいでしょう。通勤電車の中で新聞を読む人はすっかり少なくなりました。日々、1ファイル分の記事を読めば、情報力で他の人を圧倒できます。

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ポイント6 さらに分類

 ファイルごとに記事を読んでいくと、さらに、細かく分類する必要が出てきます。たとえば、「イギリス」なら政治、経済、社会、文化などに関する記事を透明ファイルか封筒に入れますが、「イギリスのEU離脱問題」も大きなテーマになってきます。

 こうした時は、「イギリスのEU離脱問題」のファイルを別に作ります。封筒の右端には、E イギリスのEU離脱問題と書き入れます。

 ファイルに入れた記事を再度、通して読み返すと、理解が深まるとともに、新しいアイディア、気づきが生まれてきます。

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ポイント7 気づきを手帳、ノートへ

 記事を読み返す中で生まれたアイディアや気づきは手帳やノートに書き移します。アイディアや気づきを読み、考えながら、再度、記事を読めば、またまた、新たなアイディアや気づきを得ることができます。思考が深まっていきます。

 ここまでくれば、知識は、専門家にも匹敵できるような高度なものになります。

 国際問題なら、英語やフランス語、ドイツ語など外国の新聞記事も読むといいでしょう。日本語の新聞とは大きく異なった視点を得ることができます。今や、インターネットで簡単に外国語の記事が読めるようになりました。

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まとめ

 これまで書いた新聞スクラップのやり方は、私が30年以上、新聞記者をやる中で試行錯誤してたどりついた、私にとってベストな方法です。

 最初は、記事を切り抜いてスクラップブックに貼りました。次に、記事は切り抜いた後、1枚1枚のA4サイズの用紙に貼り付け、テーマごとにファイルしました。30年以上のスクラップブックやA4ファイルはたくさんあります。

 ただ、その中で重要と思ったのは、できるだけ、読む時間を確保するということでした。、

 人によって環境も考えも違いますから、私の方法がすべての人に役立つとは思いませんが、ひとつの新聞スクラップのやり方として、参考にしていただけたら、と思っています。

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 役立つ情報満載の新聞を有効に活用したいものです。先に、新聞記事のスクラップ方法を紹介しましたが、その新聞記事の内容を的確に把握する方法があります。新聞記事の見出しを手帳やノートに書き、内容を要約するものです。要約する力を養うこともでき、記事検索も容易になります。
 スクラップ方法と同様、30年以上の私の新聞記者生活から得たノウハウでもあります。・・・続きはこちらです。

 情報カードは、情報の質を一段階ずつ高めていくのに大いに役立ちます。新聞や本、雑誌、テレビ、インターネットなど情報はいたるところにあります。そんな情報の洪水の中から、自分にとって本当に有意義な情報を見つけ、有効に活用していきたいものです。
自分にとって、情報の「宝」を見つけていく作業になります。
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