探せば、簡単にお得な切符を見つけることができます。日本の良さでしょう。京急の「三浦半島1DAYきっぷ」もそのひとつです。切符をうまく活用すれば、三浦半島の海の自然や、海の幸を大いに楽しむことができます。
京急川崎駅をスタートし、三崎港や城ケ島を巡る旅を紹介します(トップの写真は、城ケ島の散策マップ)。
通常の切符なら、京急川崎駅から三崎口駅まで710円、ここで京急バスに乗り換えて、城ケ島まで350円の計1060円がかかりますが、1DAYきっぷなら、往復で1610円です。これだけでお得です。
京急ホームページによると、京急川崎駅以外の主要駅からの運賃は以下の通りです。
品川から 1920円
京急蒲田から 1710円
横浜から 1410円
上大岡から 1300円
フリー区間内の各駅から 1090円
三崎口からバスに乗って、三崎港に降りると、まぐろの町である三崎港に到着します。港に面して、まぐろの店が並び、女性が大きな声でお客さんを招いています。
まぐろ丼、海鮮丼、刺身などどれも美味しそうな料理ばかりです。市場には、目玉である冷凍のまぐろをはじめ、新鮮な魚や海産物が売られています。
まぐろの町の市場で、まぐろの串かつや、まぐろのコロッケを買って食べるといいでしょう。噛むほどに、しっかりしたまぐろの味が楽しめます。
三崎港から再び、バスに乗って、三浦半島の最南端にある城ケ島まで足を伸ばします。潮風が心地よく、海の香りが旅の気分を一層、高めてくれます。浸食した海岸の岩の上を歩くと、海に来たんだなあ、との思いが強まります。
バス停留所に近い食堂では、名物の大漁うどんを食べることができます。うどんに、いかの天ぷら、ハマグリ、ワカメ、ホウレンソウ、ネギなどが入ってボリューム満点です。天ぷらが特に美味しく、海の幸を大いに満喫できます。
城ケ島の海岸のすぐ前で、釣りをする人がいます。商店街には、食堂や土産物店が並んでいますが、少し前に比べると、観光客が少ないようです。当時の活気が戻るといいのですが。
休みは時々、のんびりと旅に出たらいかがでしょうか。今回の1DAYきっぷのようなお得な切符を工夫を凝らして活用すると、旅も一段と楽しくなります。「日本」を見続けましょう。