インドの公用語は、ヒンディー語ですが、英語は通じるでしょうか、気になるところです。インド英語の特徴と、なまりで聞き取れない場合の対応をまとめました。
インドで英語は通じる？
インドで英語は通じます。英国が１８５８年から直接統治を行った影響が大きくあります。
マハトマ・ガンジーらの独立運動の結果、インドは１９４７年８月１５日に英国から独立しましたが、インド国内には、憲法に記載されている地方言語だけで、
ベンガル語
タミル語
ウルドゥー語
テルグ語
マラーティー語
アッサム語
など２１言語もあるため、共通の言語として、英語が重視されてきました。
英語は、公用語のヒンディー語に次いで、補助公用語になっています。
インド国民（約１３億５０００万人）のうち、２～３割が英語を話すとされています。インド駐在やインド旅行で接する機会の多いインド人のビジネスパーソンや観光業者らは英語を話しますので、あまり、困ることはありません。
なまりで聞き取れない場合の対応は？
ただ、インド英語は、なまりが強く、聞き取れないこともよくあります。「インド英語」と呼ばれる独特の英語になっているためです。インド国内では、ヒンディー語と英語のイングリッシュから、「ヒングリッシュ」とも言われています。
たとえば、公園のPARKは、パークと発音されるのが普通ですが、インドでは、Rも発音するため、パルクと聞こえます。私もニューデリーで最初に、インド人スタッフと会話した時、何をしゃべっているのか全く理解できませんでした。しかし、耳を澄ませていると、英語であることがわかりました。
最初、「インド英語」が聞き取れないのは仕方ありません。焦る必要はありません。できるだけ多く会話して、慣れることが大切です。私も、スタッフと会話し続けた結果、「インド英語」が聞き取れるようになりました。
日本で英語を学ぶなら？
今や、日本で英語を学ぶ方法はいろいろあります。NHKのテレビやラジオの英語講座で勉強してもいいでしょう。英語スクールもたくさんありますから、その内容を比べてもいいでしょう。自分にあったプログラムを選ぶことができます。
私も英語をいろんな方法で学びましたが、おすすめの英語学校は、ベルリッツです。先生と生徒が１対１というプログラムが多いため、費用は高いですが、短期間に、英語をマスターするのなら最適です。
また、最近では、インターネットで英語が学べる「スタディサプリの新日常英会話コース」もおすすめです。インターネットの環境があれば、インドを含め、世界のどこでも学習できます。
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まとめ
独特の「インド英語」ですが、会話をしていると、補助公用語とはいえ、インド人の英会話の語彙がとても多いのに気づきます。そんな時は、インドの人々にとって、英語が身近に定着し、大切な言葉になっていることを実感することができます。
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