大谷翔平選手のメジャー新記録は? ベーブ・ルース級の記録を次々更新

 アメリカ・メジャーリーグで、投打の二刀流で大活躍する大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)。大谷翔平選手のメジャー新記録はどうなっているのでしょうか。ベーブ・ルース級の記録を次々更新する大谷翔平選手を追うと、その「怪物」ぶりが浮き彫りになってきます。

 随時、記録を更新していきます。時間は、アメリカ現地時間です。

大谷翔平選手のメジャー記録は? ベーブ・ルース級の記録を次々更新

オールスター戦に、投打に二刀流で選出される MLB史上初

 大谷翔平選手は7月4日、オールスター戦(7月13日)のア・リーグ投手部門で選出されました。すでに、ファン投票で、DH部門でも先発選手として選出されおり、MLB史上初めて、投打の二刀流でオールスターに出場することになりました。

 7月13日のオールスター戦では、大谷翔平選手を、1番DHと、先発投手で起用する特別ルールが導入されることになり、文字通り、投打の二刀流でプレーしました。ア・リーグの監督を務めたキャッシュ氏(レイズ監督)は、「特別な才能を見る機会になる」と12日の会見で話しました。大谷翔平選手のために、MLBのルールが変更されました。

メジャー史上初、投手がホームランダービーに出場

 投打の二刀流で活躍する大谷翔平選手が、オールスター戦の前日に行われるホームランダービーに出場することになりました。投手が出場するのはメジャー史上初の快挙です。日本人メジャーリーガーとしても初めてです。

 ホームランダービーは7月12日、ロッキーズの本拠地コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われます。

 大谷翔平選手は優勝候補だったものの、1回戦で、28本対31本で、ソト選手(ナショナルズ)に敗れました。

ベーブ・ルース選手以来、メジャー100年ぶりの記録

 大谷翔平選手は2021年4月25日、ミニッツメイド・パークで行われた対アストロズ戦で、7号本塁打を打ち、本塁打数で両リーグトップタイに並びました。その翌日の4月26日には、グローブライトフィールドで行われた対レンジャーズ戦に、2番投手で先発しました。

 本塁打でリーグトップに立つ選手が先発登板したのは、1921年のベーブ・ルース選手以来で、100年ぶりの記録となりました。ベーブ・ルース(当時はヤンキースに所属)はこの時、19本塁打でリーグトップに立っており、6月13日のタイガース戦に先発しました。

ウィン・マーサー選手以来、メジャー120年ぶりの記録

 大谷翔平選手は2021年6月6日、エンゼルスタジアムで行われた対マリナーズ戦で、1回に四球で出塁して、2盗に成功しました。大谷翔平選手はこれで今シーズン、8登板8盗塁を達成しました。

 大谷翔平選手は新人時代の2018年シーズンにも10登板10盗塁を記録しており、8登板8盗塁以上を複数回達成したのは、1900年~1901年のウィン・マーサー選手以来、120年ぶりの快挙になりました。

 ウィン・マーサー選手は現役時代、投手と、内外野手として活躍し、打席にも立ちました。

 大谷翔平選手は、投、打だけでなく、走でも優れていることがわかります。

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大谷翔平選手が、投手で1~4番で出場 米メジャー史上初

 大谷翔平選手は2021年6月11日、ナ・リーグのチーム(ダイヤモンドバックス)との交流戦に、2番投手で出場しました。投手が1~4番で出場したのは米メジャー史上初という記録となりました。

 アメリカンリーグのエンゼルスに所属する大谷翔平選手はいつもは、2番DH(指名打者)で打席に立つことが多くなっています。ナショナルリーグでは、アメリカンリーグのようなDH(指名打者)制を採用していないため、2番投手として出場しました。

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大谷翔平選手と、他の日本人メジャーリーガーを比較

 大谷翔平選手と他の日本人メジャーリーガーを比較すると、大谷翔平選手は多くの記録も残しています。

日本人メジャーリーガーとして最高のホームラン数に

 大谷翔平選手は7月7日の対レッドソックス戦で、32号本塁打を打ち、松井秀喜選手(当時ヤンキース)が保持していた日本人メジャーリーガーの最多本塁打記録(31本)を更新しました。2004年以来、17年ぶりです。

 7月4日の対オリオールズ戦で、31本目の本塁打を打ち、日本人メジャーリーガーとしては、松井秀喜選手の31本の記録に並んでいました。

3試合連続本塁打

 大谷翔平選手はメジャー1年目の2018年4月3、4、6日、3試合連続で本塁打を打ちました。3戦連発は、松井秀喜選手(ヤンキース)以来、2人目となりました。

日本人メジャーリーガー初のサイクル安打

 大谷翔平選手は2019年6月13日、トロピカーナフィールドで行われた対レイズ戦に、3番DHで出場し、日本人メジャーリーガー初のサイクル安打を記録しました。

 各打席の結果は、

 第1打席 本塁打
 第2打席 2塁打
 第3打席 3塁打
 第4打席 中前打

 でした。

大谷翔平 ボブルヘッド フィギュア 2018 ロサンゼルス・エンゼルス バッティング・ポーズ◆

日本人メジャーリーガー1年目の本塁打最多記録

 大谷翔平選手はメジャー1年目の2018年シーズン、22本の本塁打を打ちました。城島健司選手の18本塁打を抜いて、日本人メジャーリーガー1年目の本塁打最多記録となりました。

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まとめ

 大谷翔平選手はエンゼルス入団時の2018年、「メジャーでは二刀流で活躍できない」と言われました。シーズン2、3年目はけがで苦しんだものの、2021年シーズンは、「100年ぶり」「120年ぶり」「メジャー史上初」といった記録を残しています。これからも、多くの記録が生まれるでしょう。楽しみです。

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