競技かるたのクウィーンを目指す少女の青春を描いて大人気となった漫画の「ちはやふる」。アニメ化、映画化もされましたが、その「聖地」となった東京・府中市で、「ちはやふるフェスティバル in 府中 2016」が開かれます。「ちはやふる」の面白さを満喫できる多彩なイベントが盛りだくさんです。「ちはやふる」、そして、競技かるたの魅力を体感してみましょう。
日程・場所
２０１６年１１月１２日（土）、１３日（日）
午前１０時から午後５時まで
府中の森芸術劇場・平成の間（東京都府中市浅間町１ー２）
電車の場合、京王線・東府中駅から徒歩で７分
入場無料
主催は、府中市府中観光協会
問い合わせは、府中市役所経済観光課
ホームページは、http://www.chihaya-fuchu.com
電話は０４２－３３５－４０９５
「ちはやふる」とは
漫画家の末次由紀さんの作品で、雑誌「BE・LOVE」（講談社）で連載されています。主人公の綾瀬千早と幼なじみの真島真一は府中市に住んでおり、転校生の影響で、競技かるたに熱中していきます。綾瀬や真島が、かるた会「府中白波会」で練習に励む様子や、全国大会の個人戦や団体戦で、札を取り合う躍動感いっぱいの試合風景、さらには、友情や恋愛、別れや再会などが描かれています。主人公の綾瀬千早は、自分の名前に近い「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」（小倉百人一首）を得意札にしています。
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多彩なイベント
・展示
ほとんど一般公開されない原作漫画の原画をはじめ、雑誌の表紙に描かれた「ちはやふる」のイラスト原画、アニメの複製原画、映画で使用された衣装、小道具などが展示されます。漫画、アニメ、映画で取り上げられた「ちはやふる」の世界を一挙に知ることが出来ます。また、アニメ「ちはやふる」に出てくる府中の街の様子も紹介されます。
・ステージ
かるた会やかるたクウィーンによる競技かるたの模範試合や、トークショーが行われます。
時間は以下の通りです。
１２日午後１時から かるた会「府中白波会」のモデルとなった「府中白妙会」による模範試合
１３日午後１時から 競技かるた２連覇の現クウィーン、坪田翼さんによる模範試合
１３日午後３時から アニメで綾瀬千早役を務めた声優の瀬戸麻沙美さん、監督の浅香守生さんによるトークショー
オリジナルグッズ
グッズも魅力たっぷりのものばかりです。「府中市オリジナルちはやふるグッズ」は、府中観光協会のキャラクター「古都見ちゃん」と「ちはやふる」がコラボしたグッズです。府中とともに、「聖地」となっている滋賀県大津市や福井県あわら市の「ちはやふる」オリジナルグッズも販売されます。
まとめ
一瞬の動きを競うスピード感いっぱいの競技かるた世界に、少女の青春をまじえて作品にしたことが、「ちはやふる」大人気の理由でしょう。今回のフェスティバルを機に、古来から続いてきたかるたの魅力を改めて考えてみたいものです。
トップのイラストは、「いらすとや」のものです。
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