東京には、景色のいい場所がたくさんあります。浅草や明治神宮外苑、レインボーブリッジなどの観光地はもちろんですが、歴史的遺産、高層ビル群、夜景など多くの魅力があります。絶景と言えるものでしょう。そんな絶景を集めた1冊が「東京絶景案内」(ぴあMOOK)です。この1冊を手に東京を歩けば、楽しい1日になります。
◇街の絶景、四季の絶景
「日常のなかにあるからこそ胸を打つ、街を彩る美しい風景。誰もが知っている場所でも、見る角度や時間によって姿を変えていくのがこの街の魅力。心に残る風景を探しに行こう」(街の絶景)
「一面の花畑、空を貫く黄金色の木々、緑深い静かな水辺。思わずどこかと疑いたくなる、色とりどりの四季の風景。季節によって移り変わる、東京の奥深さを再発見」(四季の絶景)
「東京絶景案内」は、「街の絶景」、「四季の絶景」がメインとなっています。多くの人々を引き付ける大都会・東京の魅力が、この2つの絶景で語られています。
◇絶景の場所は?
「東京絶景案内」では、東京ランドマークとして、東京駅、東京スカイツリー、東京タワーが紹介しているのをはじめ、以下の場所を取り上げられています。
・街の絶景
旧万世橋駅
晴海客船ターミナル
レインボーブリッジ
永代橋
丸の内イルミネーション
浅草寺
東京ゲートブリッジ
・四季の絶景
清瀬のひまわり畑
塩船観音寺のツツジ
明治神宮外苑のイチョウ並木
新緑の玉川上水
水元公園の紅葉
根川緑道の桜
国営昭和記念公園のポピー
東京の大自然
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◇ハッと息を飲むような写真
まずは、写真をじっくり鑑賞するといいでしょう。見た瞬間に、いい写真だなあ、と思える写真がたくさんあります。気持ちにゆとりを持つことができます。知っている場所でも、さまざまなアングルから撮影されているため、新しい発見に出会うことができます。
写真説明はこんな具合です。
「100年の時を超えて蘇った華麗なる大正ロマン」(東京駅)
「光り輝く尖塔が水面に映る長さ2倍のダブルツリー」(東京スカイツリー)
「東京の明治~昭和初期を記憶する赤レンガのタイムマシーン」(旧万世橋駅)
「幾何学オブジェが創り出すトワイライトタイムの幻想風景」(晴海客船ターミナル)
「ダイナミックな輪を描く知られざる虹橋の華麗なロンド」(レインボーブリッジ)
「過去の歴史の舞台に登場した過去と未来をつなぐアーチ橋」(永代橋)
「冬の夜に幻想的にきらめくシャンパンゴールドの光道」(丸の内イルミネーション)
「世界中から注目を集めるクールジャパンのシンボル」(浅草寺)
「首都圏最大級の美麗な姿で悠々と海をまたぐ恐竜ブリッジ」(東京ゲートブリッジ)
「太陽めがけて大輪の花を咲かす約10万本の瞳に見つめられて」(清瀬のひまわり畑)
「色とりどりのツツジが花開くまるで彼岸の錦絵図」(塩船観音寺のツツジ)
「秋の高空をまっすぐつらぬく燃え上がるような黄金色の大群」(明治神宮外苑のイチョウ並木)
「あたり一面がグリーンに染まる緑と水が描いた癒しの風景」(新緑の玉川上水)
「四季の移ろいを水面に映す晩秋のウォーターランド」(水元公園の紅葉)
「のどかな春の小川にしなだれるソメイヨシノの絶景かな」(根川緑道の桜)
「可憐な花びらが風にそよぐうららかな春の公園へ」(国営昭和記念公園のポピー)
◇コンパクトな解説
それぞれの場所については、コンパクトな解説が付いています。歴史や概要、人気の理由などが説明されています。これらの解説を読んで写真を見ると、理解が一層、深まってきます。
また、老舗や洋、和菓子店、商店街、カフェ、レストランなども紹介されており、絶景を見たら、食や買い物を楽しめるようになっています。絶景に関するガイドブックになっています。
◇自分で絶景を探す
自分で絶景を探す散策をしてもいいでしょう。今やスマホで簡単に鮮明な写真を撮ることができます。「東京絶景案内」に載っている場所はもちろんんですが、東京のいろいろな場所に足をのばして、自分だけの絶景を見つけるのも楽しそうです。新聞や雑誌、テレビ番組などで情報収集したらいいでしょう。
「東京絶景案内」の写真を学べば、どんなアングルで、どんな1シーンを写真で切り取ったらいいかがわかってきます。写真で絶景を撮る。いい思い出が貯まっていきます。
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