就活で成功するためには、新聞の情報力を活かすことが重要です。就活におすすめの新聞は、どこの新聞でしょうか。また、新聞は、いつから読むべきでしょうか。就活で活かす新聞についてまとめました。
就活におすすめの新聞は、どこの新聞?
一番、自分の好きな新聞
今まで読んできて、一番、自分の好きな新聞でいいでしょう。どこの新聞も、きちんと情報が網羅されて、分析記事も充実しています。就活のために学ぶのなら、どこの新聞でも大丈夫です。
日頃、読んでいる新聞ですと、どこに、どんな記事が載るのかがわかり、情報を見つけやすくなります。情報を読み込むことのほうがより重要ですから、どこの新聞にするのか早く決めてしまうのがおすすめです。
全国紙 朝日、毎日、読売、日経、産経
ブロック紙 北海道、中日、中国、西日本など
地方紙 信濃毎日、上毛、河北新報、南日本など
から選ぶといいでしょう。
市町村単位の新聞は、全国レベルのニュースが載る割合が減りますから、上記の全国紙などと併読することが大切です。
日経新聞
特に、好きな新聞がない場合は、日本経済新聞がおすすめです。
やはり、日本国内、海外の経済ニュースが充実しています。企業別のニュースも多くなっています。1本の記事の文字数が他の全国紙に比べると多いですから、より濃い経済ニュースをフォローできます。経済の動きを日々、追うのなら、日本経済新聞がいいでしょう。
急成長の企業や、最先端技術を紹介した記事なども多いですから、就活の際の企業選びにも役立ちます。
日本の多くのビジネスパーソンが読んでいる新聞です。経済の動きを知るのには一番、適しています。
就活の面接の際に、「今日の日経新聞は読みましたか。どんな記事に興味を持ちましたか」と質問されることもしばしばあります。入社してからも、日経新聞の記事は、同僚、上司と話題になることも多々ありますから、大学時代から読んでいれば、自然に、それらの話題に入っていけるでしょう。
朝日新聞
どの新聞もレベルは高いですが、もし、格安さを考慮するのであれば、朝日新聞もおすすめです。就活割があり、良質な記事をお得に定期購読することができます。以下のような料金になります。
デジタルコース
デジタルコースは、1か月3,800円(税込)ですが、2,000円(税込)になります。
新聞紙講読
新聞紙講読の場合は、1か月4,037円(税込)が2,500円(税込)となります。
スマホと紙で講読
スマホと紙で講読する場合は、5,037円(税込)が3,000円(税込)になります。夕刊がない地域は、2500円(税込)です。
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読売新聞
読売新聞も就活中の大学生を対象にしたサービスを提供しています。オンラインサービス「読売新聞オンライン」の記事を半年間、無料で読むことができます。文化放送キャリアパートナーズが提供する就職情報サイト「ブンナビ!」に登録する必要があります。
海外のメディア
インターネットの普及で、海外のメディアもおすすめです。英語なら、米国、英国のメディアを無料で読むことができます。新聞に限らず、通信社、放送局のメディアも公式サイトを持っており、ニュースを報道しています。
新聞なら、
ニューヨークタイムズ(米)
ワシントンポスト(米)
ウィオールストリートジャーナル(米)
タイムズ(英)
ガーディアン(英)
インディペンデント(英)
など
通信社なら
AP
REUTERS
AFP
などがあります。
また、放送局ですが、英国放送協会(BBC)もおすすめです。もし、これらの多くの英字メディアを読むことが難しい時は、BBCだけは読んでおくといいでしょう。幅広い取材陣で、速報だでなく、分析記事も充実しています。
私は新聞記者を勤めて定年退職しましたが、インターネットが普及する前は、丸善など洋書を扱う書店まで行き、輸入した英字紙を現地より2、3倍高い値段で購入して読みました。
その時に比べると、英字紙にも手軽にアクセスできますから、大いにインターネットを利用して読みましょう。
新聞は、いつから読むべきか?
就活には、新聞を読むことが不可欠ですが、できたら、大学に入学した時、あるいは、大学入学前から新聞を読む習慣を身に着けておきたいものです。
新聞を読んで、ニュースを見る目ができると、思考する能力が養えます。奇抜なアイディアも多く出て来るでしょう。
同じテーマの新聞記事をスクラップして読み続ければ、専門家にも負けない知識を得ることができます。
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まとめ
できるだけ多く、新聞を読んで、自分の好きな新聞を見つけるといいでしょう。そうすると、新聞の読み方のコツも得ることができて、就活もスムーズに行えるようになります。
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