冬になると、ヨーロッパでは、中世から続くクリスマスマーケットがドイツやオーストリアなど主にドイツ語圏で開かれますが、東京でも、この欧州の風物詩が楽しめるようになりました。今や、東京でもすっかり人気となった東京クリスマスマーケットが2022年も開かれます。
東京クリスマスマーケットの場所やアクセス、混雑はどうなっているのでしょうか。おすすめの食べ物などを含めて、東京クリスマスマーケットについてまとめました。
東京クリスマスマーケット2022年の場所やアクセス、混雑は?
東京クリスマスマーケット2022年の日程や場所は?
東京クリスマスマーケットは、
2022年12月9日(金)から12月25日(日)までの期間中、
午前11時から午後10時まで(ラストオーダー午後9時30分)
初日のみ午後4時から午後10時まで(ラストオーダー午後9時30分)
日比谷公園噴水広場、にれの木広場
で開かれます。
入場料金は、大人が平日1000円、土日曜日1500円
小学生が500円
になります。大人の方には、マグカップが付きます。
事前予約もできます。
主催者の東京クリスマスマーケット実行委員会は、滞在時間は2時間を目安にしてほしい、としています。新型コロナウィルス感染防止のためです。
雨天時も開催。ただし、荒天の場合は、中止となる場合があります。
後援は、ドイツ連邦共和国大使館、ドイツ観光局、東京都などです。
東京クリスマスマーケット2022年へのアクセスは?
東京クリスマスマーケット2022年は、日比谷公園噴水広場、にれの木広場で行われますが、
この東京クリスマスマーケット2022年へのアクセスは、とてもよくなっています。
最寄り駅は以下の通りです。
東京メトロ日比谷線、千代田線・日比谷駅から徒歩1分
東京メトロ丸の内線・霞が関駅から徒歩5分
都営地下鉄三田線・日比谷駅から徒歩5分
JR・有楽町駅から徒歩10分
各駅の出口から、案内標識に従って歩けば、日比谷公園噴水広場、にれの木広場に行くことが出来ます。
東京クリスマスマーケット2022年の混雑は?
例年、クリスマスに近づくにしたがって、混雑してきます。現在、コロナ禍にあるため、密になった場合は、入場制限されることもあります。
混雑した時は、盗難には特に注意しましょう。
混雑を避けるのであれば、週の初めに行くのがおすすめです。
おすすめの食べ物は? 食は文化
東京クリスマスマーケットでは、飲物、料理、スイーツ、そして、雑貨を見るだけでも、欧州の雰囲気が味わえます。食べたり、買ったりすれば、その印象度は一気にアップするでしょう。店舗数は、例年、35店舗前後です。
2022年についての詳細は発表されていませんが、例年の状況から、料理、スイーツ、飲み物、雑貨別に少し、チェクしてみましょう。
料理
・グーラッシュ(黒毛和牛のドイツ風ビーフシチュー)
・ソーセージ盛り合わせ
・エゾ鹿の赤ワイン煮込み
・シュニッツエル(薄切り牛肉のカツレツ)
・フライドチキン
・フィッシュ&チップス(本場は英国ですが)
・アイスバイン(骨付き、皮付きの煮込み料理)
・ロールキャベツスープ
・ローストミート盛り合わせ
・チキンステーキ
など。
スイーツ
・クリスマスクッキー
・焼き菓子詰め合わせ
・豆乳ドーナツ
・バームクーヘン
・イチゴタルト
・焼きチーズケーキ
など。
まさに、食は文化ですね。
飲み物
・グリュ―ワイン
クリスマスマーケットには欠かせない代表的な飲物です。クリスマスマーケットと言えば、誰もがグリューワインを思い出すでしょう。赤ワインを温めたもので、今回のクリスマスマーケットでも、赤ワインだけのもの、イチゴやリンゴ、蜂蜜などを混ぜたものが販売されます。
・シードル(リンゴ酒)
・サングリア(ワインにリンゴやオレンジなどの果物を混ぜたもの)
・ドイツ産ビール
・コーヒー
・紅茶
・ホットチョコレート
・ラインバイス(米麹で作ったノンアルコールの甘酒)
昨年の場合、ホットドリンクを購入する場合は、マグカップとホットドリンクのセット料金を支払いました。マグカップは記念に持ち帰ることができました。
また、ビールを購入する場合は、グラス代金1000円をデポジットとして支払いました。グラス返却の際に、代金は返却されました。
詳細が発表され次第、記事を更新します。
雑貨
・キャンドル
・キャンドルホルダー
・クリスマスカード
・クリスマスツリー
・ぬいぐるみ湯たんぽ
・直輸入オーナメント
・オルゴール
・トートバッグ
・ランチョンマット
・ビアジョッキ
・入浴剤
・煙出し人形
などが人気を呼びそうです。
ワークショップ
まだ、詳細は発表されていませんが、例年、以下のようなワークショップが行われています。
「世界にひとつだけ光輝くスノードーム作り」
「クリスマスを温かな灯りと共に!オリジナルキャンドルを作りましょう」
「クリスマスLEDキャンドル作り」
「プリザーブドフラワーとドライフラワーで作るハーバリウム」
などです。
ステージ
例年、期間中、クリスマスサンタをはじめ、ゴスペルグループ、パフォーマー、クラシック歌手、シンガーソングライターらによるステージがあります。
ドイツ クリスマスマーケットめぐり (私のとっておき) [ 見市知 ]
クリスマスマーケットとは(歴史)
ドイツやオーストリアなどドイツ語圏で毎冬、行われる伝統的な祭りです。市庁舎広場など市や町の中心部で開催されることが多く、クリスマスを前に、風物詩として大人気になっています。広場は、イルミネーションで輝き、クリスマス飾りが輝きます。
「グリューワイン」と呼ばれるホットワインをはじめとする飲み物、料理、雑貨などを売る屋台が立ち並び、多くの人々で賑わいます。名産品や雑貨の店を回りながら、とっておきのクリスマスプレゼントを購入する人もいます。
まとめ
私はウィーンに滞在中、クリスマスマーケットで初めて、赤ワインを温めたグリュ―ワインを飲んで、驚いたことがあります。ワインは常温か冷やして飲むと思っていたからで、この時は、文化の違い、奥深さを感じました。
食は文化、と書きましたが、会場に出かけたら、食を通じて、そんな新しい発見がきっとできると思います。
2015年から始まった東京クリスマスマーケットは人気が高まり、本場顔負けのイベントです。おすすめの飲物、料理、スイーツなどもいっぱいで、欧州の美味しさを、雑貨で、欧州の品質の良さを体感することができます。寒い冬、家族やカップル、友人、会社の同僚らと訪れてはいかがでしょうか。
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