
新年になると、大寒卵という言葉を耳にすることがあります。大寒卵とは、どんな卵なのでしょうか。具体的に、大寒卵の読み方や意味、由来とはどうなっているのでしょうか。大寒卵が食べ物として、金運など縁起のいい理由を含めて、大寒卵についてまとめました。
大寒卵の読み方や意味、由来とは?
【縁起物の“初産卵”】今年は“大寒卵”を買い損ねたので、今年はコレ!
“大寒卵”とは大寒に産まれた卵のこと。鶏がこの日に産む卵は栄養価が高く、一年を健康で過ごせるそう。そして風水的には大寒卵は金運ももたらす縁起物なのです。
そして、”初産卵“とは卵を産みはじめてから約3週間以内の、元気▶️ pic.twitter.com/HtDi87Gs4w— くーみん@モンテ教育でスマイルママ (@khCTB1OR3fCH3TD) February 26, 2024
大寒卵の読み方とは?
大寒卵の読み方とは、だいかんたまご、になります。
大寒卵の意味とは?
大寒卵は、毎年1月20日頃の大寒の日(2025年は1月20日)に生まれた卵のことを言います。これが一般的ですが、さらに、以下のように、2つの説もあります。
1年で最も寒い頃の「大寒」の名前を冠した卵は、
・大寒は、大寒の日から次の二十四節気である立春(2025年は2月3日)の前日までの期間をいうこともありますので、この期間に生まれた卵
・小寒の日(2025年は1月5日)から大寒の日までに生まれた卵
をそれぞれ大寒卵と呼ぶこともあります。
いずれにしても、1年で最も寒い時期の卵を意味します。
大人も読みたい こども歳時記
増補版 いちばんわかりやすい俳句歳時記 [ 辻桃子 ]
大寒卵の由来とは?
現代は、養鶏で1年中、同じ品質の卵を必要な分だけ取ることができますが、昔は、冬の寒さで、鶏が産む卵の数は減りました。この中で、主に、以下のように、
・時々、産み落とされる卵で、貴重だと考えられたこと
・鶏はこの厳しい環境の中で、エサをたくさん食べたため、卵には栄養が凝縮され、美味しいと考えられたこと
から、「大寒卵を食べると、1年、健康で過ごせる」として、尊ばれることになりました。
今は養鶏が主流とはいえ、大寒の寒い時期に産み落とされる卵ですので、「栄養豊富で、美味しい」と考えられています。
大寒卵が食べ物として、金運など縁起のいい理由は?
今朝産まれたばかりの大寒卵🐣
この時期は産卵が少ないため、一個一個に栄養たっぷりで、いただくと一年健やかに過ごせると伺い、お世話になっている方に、冬のご挨拶をかねてお届けしています
Twitterの皆さまにも
今年も健やかにお過ごしいただけますよう念を送ります(*´∀人)#大寒卵#吉川養鶏 pic.twitter.com/jpQK6WzpDd— まっしゅ (@mushsrr1) January 20, 2023
健康にいい
まず、第一に、大寒卵が縁起のいい理由は、由来でも述べた通り、健康にいい、という点です。大寒卵は貴重で、栄養価も高く美味しいので、健康のために良いと考えられています。
運気アップ
大寒卵は、一番厳しい中で産まれた卵ですので、逆境から運気は上昇していくと考えられています。
金運アップ
卵の黄身は金色です。金色は金運アップにつながると考えられていますから、縁起がいいとされています。
まとめ
大寒卵🥚'-'🥚
すんごい黄身が濃かった…! pic.twitter.com/HrwR8zi4rN— 今ひろゆきஐ🐉🗻 (@kon_hiro15) January 23, 2024
大寒の時の食べ物としては、大寒卵のほか、
大寒の水
寒ブリ
寒サバ
などがあります。大寒は寒くて、風邪などを引かないよう十分気を付けなくてはなりませんが、季節のものを食べる機会にもしたいものです。
あわせて読みたい
2025年の大寒はいつからいつまで? 大寒の読み方や意味とは? 二十四節気を知る
節分で豆を食べる理由は? 節分で食べる豆の数はいくつ 歳の数だけ?
2025年の節分はいつ? 由来や起源を簡単に説明 恵方巻を食べる意味や食べ方も
節分に飾る柊鰯の意味や由来とは? 柊鰯はいつまで飾る? 柊鰯の作り方は簡単?
小正月の読み方や意味、由来は? 小正月の時の食べ物は? 2025年の小正月はいつかも含めて
七草粥を食べる理由、意味とは? 七草粥の歴史や由来は? 七草の種類と効能も含めて
王子稲荷神社の凧市2025年の日程や由来は? 火防の凧のお守りのご利益は?
あわせて読みたい
朝日新聞デジタル 紙面との違いは? レビューでメリット、デメリットを比較
就活におすすめの新聞は、どこの新聞? いつから読むべきか?
就活のための時事問題対策 新聞のニュース記事で勉強 読まないと不利にも