夏本番は、いつからいつまで？夏本番の意味とは？地球温暖化の影響も探って

　夏に向けて、気温がぐんぐん上昇してくると、マスコミなどが、「夏本番が到来した」などと報道します。夏本番は、いつからいつまでの時期を指すのでしょうか。また、夏本番の意味とは何でしょうか。地球温暖化の影響も含めて探ってみました。

夏本番は、いつからいつまで？

🐧エアコンの試運転はお済みですか？
4/10は「エアコン試運転の日」です🍃

夏本番前にエアコンを試運転することは、#熱中症対策としても重要です。
7～8月の修理や設置工事は大変混みあうため、早めに試運転を行い、今年の夏に備えましょう！https://t.co/bMPKWoWXEe pic.twitter.com/7pjFqXuHua

— 環境省 (@Kankyo_Jpn) April 10, 2025

　夏本番がいつからいつまでについては、明確な定義がありませんが、現在は、気象庁が毎年行う梅雨明け宣言を夏本番の開始時期とする見方が主流になっています。

　暦の上で、大暑（２０２５年は７月２２日）は最も暑い頃とされますが、暑さはさらに厳しさを増し、７月下旬から８月中旬にピークとなります。

　最高気温が３０度以上の真夏日
　最高気温が３５度以上の猛暑日

　が連日、多湿とともに続きます。プールやかき氷などで涼を取る人々が多くなります。

　夏本番が、いつまでかについては、８月初旬から８月中旬の時期までと見ることができるでしょう。

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夏本番の意味とは？

安定の熱海海上花火大会。
夕方までの強風もなんとか収まり、程よく煙を流してくれる良い風に。
…なんか、毎回前回の鑑賞を超えてきてビビるんですけど。夏本番なんかどうなってしまうのか、今から楽しみ。#熱海海上花火大会 #花火 #fireworks #熱海 #atami #静岡 pic.twitter.com/Mg6QiuhcIP

— うめすみ (@umesumi) April 20, 2025

　本格的な暑さがやってきた、という意味が込められています。暑い夏の表現としてもぴったりきます。

夏の風物詩も夏本番を感じる時に

　夏の風物詩も夏本番を感じる時になります。

　花火
　納涼船
　甲子園での高校野球
　風鈴

　などに接するたびに、その感が強まります。

　セミ
　コオロギ
　スズムシ

　などの鳴き声も夏本番の音色となります。

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地球温暖化の影響は？

沖縄本島の東側にある津堅島のビーチ🏖沖縄はそろそろ海開きのシーズンです。夏本番までもう少し☀ #沖縄旅行 pic.twitter.com/D5mXmvbUl9

— オリオンビール[公式] (@orionbeer_info) April 17, 2025

　気象庁のデータによると、最高気温が３５度以上の猛暑日日数は東京都で以下のようになっています。２０２４年については、まだ、データが公表されていません。

　２０２３年　２２日
　２０２２年　１６日
　２０２１年　　２日
　２０２０年　１２日
　２０１９年　１２日
　２０１８年　１２日
　２０１７年　　２日

　また、全国の年代別の猛暑日日数で見ると、

　２０１０年代　７９日
　２０００年代　３５日
　１９９０年代　３７日
　１９８０年代　　９日
　１９７０年代　１５日

　となっています。猛暑日が２０１０年代に急増してきたことがわかります。　

　最高気温の歴代ランキングでは、以下のようになっています。

　浜松（静岡県）　４１．１度（観測日２０２０年８月１７日）
　熊谷（埼玉県）　４１．１度（同　　２０１８年７月２３日）
　佐野（栃木県）　４１．０度（同　　２０２４年７月２９日）
　美濃（岐阜県）　４１．０度（同　　２０１８年８月　８日）
　金山（岐阜県）　４１．０度（同　　２０１８年８月　６日）
　江川崎（高知県）４１．０度（同　　２０１３年８月１２日）
　天竜（静岡県）　４０．９度（同　　２０２０年８月１６日）
　多治見（岐阜県）４０．９度（同　　２００７年８月１６日）
　中条（新潟県）　４０．８度（同　　２０１８年８月２３日）
　青梅（東京都）　４０．８度（同　　２０１８年７月２３日）
　山形（山形県）　４０．８度（同　　１９３３年７月２５日）　

　地球温暖化の影響を感じることも多くなってきました。

　２０２５年の夏本番はどうなるでしょうか。地球温暖化についても、しっかり考えたいものです。