自然科学は学ぶほどに、常識では考えられない事実があることがわかります。
そんなことを思っていると、JR横須賀線の東京―新橋間の地下トンネル内で6日、地下水が線路に冠水、排水ポンプの故障で地上への排水できず、一時運休したというニュースが飛び込んできました。
読売新聞などによると、線路への冠水があったのは地下約35メートルの地点です。地下トンネル内では、コンクリート壁の隙間などから地下水がしみ出てくるため、貯水槽に貯めてポンプで地上に組み上げているのだそうです。今回は、この排水ポンプが故障したといいます。
地下水が列車運行に影響を与えていることは想像もしていませんでした。地下水が壁の隙間からしみ出す、その力はすごいものでしょう。コンクリート壁に圧力 がかかりすぎるため、自然としみ出すようにしているのかもしれませんが、その仕組みを今度、勉強しようと思っています。
島村さんの連載では毎回、新たな事実を学ぶことができます。内陸で発生した地震としては最大の1万人以上の死者数を出したのが安政江戸地震(1855年)であったことや、地震計による観測が始まったのが1926年からだったことなども最近、知りました。
新聞記事は、国際や欧州、フランスなど専門の数分野に分けて行い、それらの専門分野に該当しないものについては、「その他」に一括してスクラップしていま す。分類はなかなか難しいからです。ただ、関心が高まった記事については、そのテーマについて、新たなスクラップを作成することにしています。「地震」の 記事についても、まもなく、「その他」から昇格して、「地震」のスクラップブックに貼ることになりそうです。