ソフトボール女子日本代表が東京オリンピックで、宿敵のアメリカ代表チームを破り、金メダルを獲得しました。ソフトボールの歴史の中で、ソフトボールがオリンピックで採用されたのはいつからでしょうか。日本チームの成績も含めて、ソフトボールの歴史についてまとめました。
ソフトボールの歴史 オリンピックで採用されたのはいつから？
ソフトボールがオリンピックで採用されたのは、１９９６年のアトランタオリンピックからです。
その後、
２０００年 シドニーオリンピック
２００４年 アテネオリンピック
２００８年 北京オリンピック
そして、
今回の東京オリンピック
と、全部で５回のオリンピックで、ソフトボールが女子の種目として採用されています。
ただ、２００８年の北京オリンピックから、今回の東京オリンピックまで１３年あります。
２０１２年 ロンドンオリンピック
２０１６年 リオデジャネイロオリンピック
では、ソフトボールは野球とともに採用されませんでした。
日本チームの成績は？
では、それぞれのオリンピックでの日本の成績を他メダル獲得国とともにチェックしてみましょう。
１９９６年 アトランタオリンピック
金 アメリカ
銀 中国
銅 オーストラリア
４位 日本
２０００年 シドニーオリンピック
金 アメリカ
銀 日本
銅 オーストラリア
２００４年 アテネオリンピック
金 アメリカ
銀 オーストラリア
銅 日本
２００８年 北京オリンピック
金 日本
銀 アメリカ
銅 オーストラリア
そして、２０２０年東京オリンピックは２０２１年７月に開催された結果、以下のような順になりました。
金 日本
銀 アメリカ
銅 カナダ
最近は、日本、アメリカが好成績を収めていることがわかるでしょう。
２０２４年のパリオリンピックでは採用される？
２０２４年のパリオリンピックで、ソフトボールが採用されるか気になりますが、残念ながら、採用されないことが決まっています。野球も同様に採用されません。
その最大の理由は、世界的に見ると、ソフトボール、野球ともに、競技人口が少ないことです。日本や北南米では、多くの選手がプレーしていますが、その他の地域では、ソフトボール、野球をプレーする選手はそれほど多くありません。
特に、ヨーロッパでは、サッカーやラグビー、テニスなどに比べると、ソフトボール、野球をプレーする選手は極端に少なくなっています。オリンピック開催を重ねるごとに競技数は増加しつつあり、その数を抑制するという狙いもあって、ソフトボール、野球の不採用が決まりました。
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まとめ
東京オリンピックでは、ソフトボールが野球とともに採用されましたが、正式種目としてではなく、開催都市が提案する追加種目としてのものでした。
今後、ソフトボール、野球の競技人口をどう伸ばしていくかが大きな課題となっています。
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