インドに赴任したり、旅行したりした時に、気を付けなくてはならないのが飲料水です。インドの生水が危険なのはなぜでしょうか。水道水もたびたび汚染の恐れがあります。インドの飲料水事情についてまとめました。
インドの生水が危険なのはなぜ? 水道水もたびたび汚染の恐れ
インドの生水が危険なのは、街中で、水道管が破裂したり、腐植したりして傷んでいることが多々あるからです。
水道管の中を流れる水道水に、ごみや砂ぼこり、動物のフン、さらに場合によっては、病原菌も入ることがあります。このため、家庭に供給される段階で、水道水もたびたび汚染の恐れがあります。
インドで水質の悪い生水を飲むと、どうなる?
日本だと、悪いものを食べたり、飲んだりすると、下痢しますが、インドで水質の悪い生水を飲むと、激しい下痢だけでなく、高熱が出ることがよくあります。
私も、下痢に続いて高熱が出て、抗生物質の薬を服用して、やっと回復したことが何度もありました。
水質のいい日本の水に慣れていると、なかなか、飲料水の質に目が行きませんが、インドでは、水質の悪い水が多くあります。水は、よりよい日常生活を保つための基本の一つです。水質にしっかり目を向け、日々を過ごしましょう。
対策は?
まず、水道水には、水質の悪いものがあると認識することが必要です。
「水質の悪い水は恐ろしい」
「生水は絶対に飲まない」
と心に刻むことが大切です。
水道水を調理や飲み水に使う時は、必ず、煮沸消毒します。ろ過して、雑物を除去することも必要です。水が冷めたら、飲料や料理に使います。
ミネラルウォーターは?
ならば、ミネラルウォーターを活用したらいいのでは、と考えることもあると思いますが、ミネラルウォーターの水質が悪いことも度々、あります。誰かがミネラルウォーターの栓を抜き、中の水を水道水に代えてしまうことがあるからです。
このため、ミネラルウォーターの水を使う時には、必ず、栓が緩くなって一度、開けられていないか入念にチェックすることが大切です。
まとめ
感染症などに罹ったら、体調が崩れて大変です。飲料水は、日々の快適な生活を支えていることをもう一度、認識しておきましょう。
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