カレーは、インドの代表的な食事です。インドカレーの特徴や種類はどうなっているのでしょうか。海外赴任するのがインドだったら、各地のカレーを本格的に満喫したいものですが、現地インドでは、下痢に気を付けて美味しいカレーを楽しむことが極めて大切です。
インドカレーの特徴や種類は？
インドカレーの特徴は？
インドのカレーの特徴は、肉がチキンかマトンになることです。
ヒンズー教徒は牛、イスラム教徒は豚が宗教上だめだからです。魚が入るものはあまり、ありません。このカレーをナンやチャパティなどのパンにつけて食べます。
香辛料がよく効いていて美味しいですが、日本のカレーに比べると、刺激が強いですから、毎日、食べるのは難しいです。私はデング熱に罹った時、クリニックへの入院を検討しましたが、病院食がカレーになると聞いて断念したことがあります。
インドカレーの種類は？ 南北での違いは？
インドカレーは一般的に言うと、南部ほど、スープ状のカレーが多く、逆に、パキスタンとの国境地帯など北部に行くほど、粉状になってきます。カレーは、インドの南と北とで大きく異なります。
また、貧しい人々のカレーはスープだけです。少し豊かになると、これに豆が入ります。そして、さらに豊かになると、肉が入るカレーになります。
地域、貧富の差で、カレーも大きく変わってきます。インド国内を歩くと、その地域がまず、わかります。インドでは、オートバイを買えるようになると、中産階級になったとの目安がありますが、カレーを見ても、人々の暮らしぶりなど経済レベルがわかるようになっています。
現地インドでは、下痢に気を付けて美味しいカレーを楽しむ
ただ、カレーを食べる場所は絶対に選ぶべきです。ホテルのレストランや定評のある市内のレストランがおすすめです。市内には、カレーを食べさせる小さな店や屋台がありますが、使っている水や油が悪いなど衛生面に問題があることが多々あります。
まずは、下痢に気を付けることが大切です。下痢をすると、腹痛だけでなく、高熱が出ることもよくあります。日本での下痢とは異なることも認識しておくといいでしょう。
食中毒を起こす恐れもあります。せっかくカレーを食べても、悪い思い出になってしまいます。
まとめ
私や私の仲間は、ニューデリー市内のホテル・レストランで食べたカレーやチーズナンが美味しかったという思い出を共有しています。みんなで、どこが美味しく、かつ安全かを話し合う。そんな中で見つけたカレーを食べれば、また、豊かなインドの思い出が増えることになります。食は文化なり、です。
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