2025年の和菓子の日はいつ? 和菓子の日の由来や歴史は? 和菓子の魅力を知る 

 和菓子の日が毎年、やってきます。2025年の和菓子の日はいつでしょうか。また、和菓子の日の由来や歴史はどうでしょうか。和菓子の日についてまとめました。

2025年の和菓子の日はいつ?

 和菓子の日は、毎年6月16日です。

 「嘉祥の儀」が6月16日に行われてきた由来や歴史を考慮して、全国和菓子協会が1979年(昭和54年)に制定しました。2025年6月16日は月曜日です。

 同協会は、「和菓子は日本文化」としています。

宗家 源吉兆庵 お手づくり最中 かぐわしき12個入(和菓子 父の日 ギフト 手土産)

和菓子の日の由来や歴史は?

 848年6月16日、元号を「嘉祥(かじょう)元年」に改めた仁明天皇が当時、全国で疫病が蔓延していたことから、6月16日の16にちなみ、16個のお菓子や餅を神前に供えて、厄病撲滅や国民の健康・幸福を祈りました。

 これが、「嘉祥の儀」で、「和菓子の日」の由来となりました。

 和菓子は、いつの時代も、日本人に愛されてきました。「嘉祥の儀」は宮中行事として長年、受け継がれ、武家の豊臣秀吉や徳川家康も、この「嘉祥の儀」を行いました。

 江戸幕府は6月16日、大名や旗本に、羊羹や饅頭、大福などのお菓子を配りました。庶民も同様に、和菓子や餅を16個を神前に備え、家族の健康や幸福、旅の安全などを祈りました。和菓子は日々の生活と大きく結びついていました。

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和菓子の魅力を知る

 和菓子の魅力は、和の心を感じ取れることでしょう。和菓子は、米や餡などを原料とするものが多くあります。

 まんじゅう
 羊羹
 煎餅
 らくがん
 最中

 などです。

 小さい頃から食べ慣れた和菓子を食べると、ホッとできます。

 和菓子に多く用いられる小豆には、疲労回復に効果のある

 ビタミンB1
 ビタミンB2
 鉄分
 ポリフェノール

 などが豊富に含まれています。

 また、日本茶の緑茶には、ポリフェノールの一種である茶カテキンが多く含まれています。

 脂肪の吸収を抑制するだけでなく、脂肪燃焼を促すため、代謝を助ける働きもあります。

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まとめ

 私は約15年、海外で暮らしました。海外では、欧米の主要都市を除くと、和菓子をそう簡単に食べることはできません。ニューデリーに駐在した時は、シンガポールやバンコクで、どら焼きを購入し、冷凍庫に保存したどら焼きを少しずつ食べました。来客に、日本茶とともにどら焼きを出すと、大いに喜ばれたものです。

 海外に行く時は、日本人の友人らのために和菓子とお茶を土産に持参することにしています。持ちやすさや日持ちから、和菓子はどら焼きや大福を持っていくことが多くなっていますが、いつも、大人気で、喜んでもらえます。

 日本を離れて、和菓子を食べると、美味しさが一段と増し、その良さがよくわかります。

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