湘南・茅ヶ崎の海で、神社の氏子たちが神輿を海中に次々と担ぎ入れて、禊(みそぎ)をする――。そんな壮観な光景が浜降祭(はまおりさい)では印象に残ります。浜降祭の2024年の日程や場所はどうなっているのでしょうか。また、浜降祭は歴史をはじめ、どんな祭りなのでしょうか。浜降祭についてまとめました。
浜降祭2024年の日程や場所は?
片瀬諏訪神社
浜降祭#湘南#片瀬#諏訪神社#浜降祭 pic.twitter.com/bbCMZYUpQw— kubotajun1980 (@hikehi611) August 26, 2023
浜降祭は毎年7月の第3月曜日の海の日に茅ヶ崎西浜海岸で行われています。2024年は、7月15日です。夜明けから早朝にかけての祭りになっています。
浜降祭は、新型コロナウィルス感染防止のため、
2020年
2021年
2022年
と3年連続で中止となり、2023年は4年ぶりに開催されました。2024年も通常の形で開催される予定です。
浜降祭は、歴史をはじめ、どんな祭り?
#松原神社例大祭 の動画( #3D #VR180 )をYoutubeにアップしました。(リンクは次スレッド)
湘南地方でお神輿を担いで海に入るお祭りは、茅ヶ崎 浜降祭、江の島天王祭、鎌倉 五所神社例大祭、真鶴貴船まつりがあります。#浜降り #海上渡御 で検索すると他にも沢山ヒットします。 pic.twitter.com/G2kWekWQSp
— Hiroshi SATO (@satoagg) May 7, 2024
浜降祭の歴史
鶴嶺八幡宮や寒川神社では江戸時代から、神輿を海中に担ぎ入れて、罪や穢れを落として心身を清める神事が行われていましたが、明治時代になって合同でこの神事を行うようになりました。この合同神事に、
茅ヶ崎市
寒川町
の神社も相次いで参加するようになり、約40基の神輿が参加する大きな祭りへと発展しました。
明け方からの祭事のため「暁の祭典」とも言われます。
現在は、神奈川県の無形民俗文化財に指定されています。
浜降祭はどんな祭り? 見どころは?
浜降祭の見どころ何といっても、神輿が海中に担ぎ入れられるシーンでしょう。
このシーンのために、各神社では、7月15日の午前零時くらいから準備が始まります。神社から神輿を出す「宮出し」が行われ、次々と、茅ヶ崎西浜海岸に集まってきます。一番最初の神輿は午前4時くらいに到着、午前7時くらいまでに、すべての神輿が集合します。
「どっこい、どっこい」。神輿が海岸に着くと、氏子たちのかけ声とともに、神輿が相次いで海中に担ぎ入れられます。そして、午前8時頃、神輿は各神社へと帰路に着きますが、その時も、再び、海中に担ぎ入れられます。
まとめ
地元には関東三大奇祭に数えられることもある「浜降祭」がある
深夜スタートで神輿担いだまま海に突入するなかなかクレイジーな祭(すき)https://t.co/4DMHIBdkv6 pic.twitter.com/IHkcEKoKmX
— Kant/ハッピーカント延長戦 (@zoc_kant) May 17, 2023
浜降際は、湘南地方に、本格的な夏到来を告げる祭りとなっています。湘南の海で、江戸時代から脈々と続く伝統の祭りを楽しみましょう。
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