知のソムリエ  

知性を磨く 幸福と自由、独立のために

「偉人のスタイル」の記事一覧

渋沢栄一 寸暇を惜しんで本を読む 学問は一生、続ける

 「日本資本主義の父」と呼ばれ、500社以上の会社をはじめ、教育機関、医療、福祉施設、国際団体などの設立に尽力した渋沢栄一(1840年-1931年)は、寸暇を惜しんで本を読みました。先人の智恵を学び、学問は一生、続けるこ […]

貝原軒益が著書「養生訓」で説いた「五思」とは? 感謝して、ものをいただく 【偉人のスタイル】

 江戸時代の儒学者、貝原益軒は著書「養生訓」の中で、ものを食べる時は5つのことを考えなくてはならない、と書いています。ものの恵みに感謝して食べる――。益軒は、これを「五思」と名付けています。見習いたい生き方です。 貝原軒 […]

貝原益軒の著書「養生訓」とは、どんな内容? 現代語訳がおすすめ 【偉人のスタイル】

 江戸時代の儒者(哲学者)の貝原益軒が書いた「養生訓」は、庶民の間で大人気となり、大いに読まれました。「養生訓」はどんな内容だったのでしょうか。現代語訳で、この本を読むのがおすすめです。学ぶべき点が多いことがわかります。 […]

ビュフォンの言葉「天才とは忍耐なり」 勤勉のすすめをかみしめて【偉人のスタイル】 

 「天才とは忍耐なり」。こう述べたフランスの博物・植物学者ビュフォンは、数学を含め多くの偉業を成し遂げましたが、この言葉通り、毎日、学問に多大な時間を費やしました。勤勉のすすめとも言えるでしょう。質も大切ですが、まずは、 […]

福沢諭吉著「福翁自伝」 偉人の伝記の面白さ 偉人の実像に迫り、歴史も学ぶ 

 偉人の伝記は楽しく読むことができます。どんな時代に生き、どんな人物だったのか、その実像に迫ることができます。その偉人の生き方から、自分にとっての教訓を得ることが多く、当時の歴史を学ぶことにもなります。  伝記を通して、 […]

島崎藤村 旅先に芭蕉全集を持参 不思議な力と暗示を得る 【偉人の生き方】

 「破戒や「夜明け前」などの自然主義小説で知られる島崎藤村(1872-1943年)はフランスなど旅先に、芭蕉全集を持参しました。芭蕉の「奥の細道」などを読むと、不思議な力と暗示を得たと言います。読書の奥深さを感じます。 […]

レオナルド・ダ・ヴィンチ 膨大な手記、メモを創造力の源泉に 【偉人の生き方】

 「モナ・リザ」などで知られるルネサンス期の芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチは生涯で、膨大な手記やメモを残しました。イタリアやフランス、英国などに約5000枚が現存、約2500枚が湮滅したとされています。  美術や音楽、 […]

白川静博士や岡本綺堂 一定の量を毎日、規則正しくこなす 【偉人の生き方】 

 「知的生活を衰えさせないためのフィジカル・ベーシスは、知的なことをやる量がどれくらいかということではなく、毎日毎日規則正しく一定の分量をやれるかやれないかにかかっている」。  上智大学の名誉教授だった渡部昇一さん(故人 […]

志賀直哉 食についての信念 毎日の3食、そして、生きることを大切にする 【偉人のスタイル】

 「小僧の神様」や「暗夜行路」「和解」などで知られる作家の志賀直哉(1883-1971年)は、毎日の3食の食事を大切にしました。食を大切にすることは、生きることも大切にするという信念がありました。毎日の食事をなんとなく取 […]

池波正太郎 そばやうなぎなど毎日の食べ物を日記に記録 禅の喫茶喫飯の精神も大切に【偉人のスタイル】

 美味しい食べ物は、過去の記憶を鮮明に蘇らせるのでしょうか。「鬼平犯科帳」や「剣客商売」、「真田太平記」などの時代、歴史小説を書いた作家の池波正太郎(1923-1990年)は、そばやうなぎなど毎日の食べ物を日記に書き続け […]