同誌によると、南雲医師はまず、還暦になったら、朝昼晩の3食という常識を捨て、お腹がペコペコになった時だけ、ご飯を食べることを勧めています。わざと 軽い飢餓状態にすることで、「成長ホルモン」「サーチュイン遺伝子」「アディポネクチン」と言われる生命力に関する物質が現れ、延命物質を体内に作るのだ といいます。
生活習慣を改めれば、人は120歳まで生きられるようにできている、とまで南雲医師は言っています。
飽食の時代への警告と言えるでしょう。私も食べ過ぎ、飲み過ぎです。「抗老化遺伝子」とも呼ばれる「サーチュイン遺伝子」など3つの物質についてはよくわかりませんが、今の生活習慣を見直したいと思います。
「朝、起きたら、ベッドに寝たまま、天井を見上げて、自分の体におかしい所がないか、対話することにしている。人間ドックは受けたことがない」
先日、人間ドックについて、会社の先輩と話をしたら、先輩がこんなふうに言っていました。人間ドックを全く受けないというのは少し極端かなあ、とも思いま したが、人間ドックだけに頼るのではなく、自分の体調を自分で日頃からチェックする大切さを感じました。先輩は、この対話を欠かしたことがなく、風邪など の症状が現れそうだっら、事前に対処できると言っていました。
グーとお腹が鳴るまで待つ、というのも、自分の体調管理の一つでしょう。自分の体と「対話」して、生活習慣を変え、より健康に生活していきたいと思います。