COVAXとは、何の略? 読み方や意味、参加国もチェック!

 新型コロナウィルスのワクチンを世界各国で共同購入し、中・低所得の途上国などに分配する国際的枠組み「COVAX」が、世界保健機関(WHO)などの主導で、動き出しました。COVAXとは、何の略でしょうか。COVAXの読み方や意味、参加国も含めて、COVAXについてまとめました。

COVAXとは、何の略?

 COVAXは、COVID―19 Vaccine Global Access の略です。

 WHOや、ユニセフは、これに、Facility を付けて、COVAX Facility あるいは、COVID―19 Vaccine Global Access Facility としています。

 ランダムハウス英和大辞典(小学館)によると、facilityは、「事の成就を容易にする手段」という意味があります。

 COVID―19 Vaccineは、新型コロナウィルスのワクチンのことですから、COVID―19 Vaccine Global Access Facilityを直訳すると、「新型コロナウィルスワクチンを全世界が容易に入手できるための手段」となります。つまり、「国際的な枠組み」となります。

COVAXの読み方や意味、参加国もチェック!

COVAXの読み方

 COVAXの読み方は、コバックスです。

 日本の全国新聞をチェックすると、

 コバックスとしているのが、

 ・日経新聞
 ・読売新聞
 ・産経新聞
 
 コバックスファシリティーとしているのが

 ・朝日新聞

 コバックスとコバックスファシリティーを併用しているのが、

 ・毎日新聞

 となっています。

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COVAX(コバックス)の意味

 COVAX(コバックス)は、新型コロナウィルスのワクチンを世界各国で共同購入し、途上国などに分配する国際的枠組みですが、具体的には、以下のような内容になっています。

成立の経緯や狙い

 まず、コバックスは2020年4月、WHOやEU(欧州連合)などによって、その枠組みが構築されました。新型コロナウィルスはパンデミック(世界的大流行)になっており、その危機的感染を防ぐには、世界中のすべての人々がワクチンを接種できるようになることが必要であるとの認識があります。

 特に、途上国は資金不足からコロナワクチンが入手できにくくなっています。これらの途上国にも国際的な協力体制で、ワクチン入手の門戸を開くことで、先進国と合わせて、全世界に拡大する新型コロナウィルスを撲滅しようとするものです。世界全体の連携を重視した取り組みとなっています。

仕組みは?

 COVAX(コバックス)の仕組みは、まず、先進国がCOVAXに拠出金を支払います。この拠出金は、主に、ワクチンの共同購入に使われ、各国は、人口の2割分のワクチンを受け取ります。残りのワクチンは無償で途上国に提供されます。

 COVAXは2021年に、20億回分のワクチン確保を目指しています。

COVAX(コバックス)への参加国は?

 世界で190以上の国、地域が参加することを表明しています。

 日本は、2月19日に開かれた先進7か国(G7)のテレビ首脳会議で、菅首相が、COVAXに、2億ドル(約211億円)を拠出することを表明しました。また、米国も、バイデン大統領がCOVAXに20億ドル(約2110億円)をまず拠出し、さらに20億ドルを上積みする方針を示しました。米国は、トランプ前大統領がWHOを疑問視し、COVAXを拒否していましたが、バイデン大統領がこの方針を覆しました。

 COVAXは、中国やロシア、インドが展開するワクチン外交に対抗するものですが、中国も2020年10月、このKOVAXに参加することを表明しました。

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まとめ 

 WHOのテドロス事務局長は、世界で、ワクチンの争奪戦が起きつつあることを懸念しています。世界各国が連携して、新型コロナウィルスを終息に追い込めるのか、国際協調体制の在り方も今後、問われそうです。

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