日本各地には、小正月を祝う習慣があります。小正月の読み方や意味、由来はどうなっているのでしょうか。また、この小正月の時の食べ物とは何でしょうか。2024年の小正月はいつかも含めて小正月についてまとめました。
小正月の読み方は?
本日の #JTBクイズ はこちら💁♀️
秋田県では、雪をくり抜いて作る〇〇が小正月の伝統行事です⛄🏠
〇〇に入る言葉は何でしょう…🤔?①ゆきくら
②ふゆくら
③かまくら雪が積もった時、一度は作ったことがあるかも…👀!? pic.twitter.com/WjzzDKPCwd
— JTB〈公式〉国内旅行・海外旅行✈ (@JTB_jp) December 22, 2023
小正月の読み方は、「こしょうがつ」となります。
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小正月の意味や由来は?
❄️秋田の小正月行事❄️
◤大日堂舞楽◢
秋田県鹿角市大日霊貴神社で
毎年1月2日に行われます。1300年もの歴史をもち
ユネスコ無形文化遺産に登録されています✨様々な舞の中でも #大日如来 の面が舞う
「五大尊舞(だんぶり長者の舞)」は
観る者の心を惹きつけます😳https://t.co/lyM1NqyjsM pic.twitter.com/FAR23ay5Rx— 北東北三県大阪合同事務所 (@kitatohokuosak) December 20, 2023
大正月と小正月
元日(1月1日)の正月を大正月と言うのに対して、1月15日前後に行われる祝い事を小正月と言います。
昔は、満月から満月までを1か月としていました。満月はめでたいとされ、新年で初めてやってくる1月15日前後の満月を正月としていました。これが、小正月の由来です。
ただ、元日の大正月が歳(年)神様や祖先を迎えて新年を祝う正月として定着すると、小正月は、
歳(年)神様を送り返す
五穀豊穣を祈る
厄払いをする
1年の健康を祈る
正月に忙しかった女性を労う
といった意味合いが強くなってきました。
小正月は、京阪地方の一部で、女正月と呼ばれることを説明しましたが、まさに、正月に忙しかった女性を労うことから、名付けられた名前となっています。
小正月の主な行事
小正月には、さまざまな意味合いに応じて行事が行われます。
どんど焼き
正月飾りなどを焼くどんど焼きは1月14日か1月15日に行われますが、歳神様はこの火とともに天に戻るとされています。小正月に歳神様を送り返すものとなりました。悪霊払いの意味もあります。
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餅花
五穀豊穣を祈って、餅花を作ります。小枝に、
小さな餅
大判
小判
宝船
などをつるします。団子花、繭玉とも言われます。
土竜(もぐら)打ち
土竜は作物を栽培するうえで、土壌を荒らします。杵で土をたたいたり、音を鳴らしたりして、土竜を脅し、五穀豊穣を祈ります。
小正月の時の食べ物とは?
小豆の豆知識
邪気を払う・魔除けできると古くから考えられてきた小豆を食べることで、1年の健康を願う風習があるそうです。ぜひ、小正月の行事食『ぜんざい』に。小豆粥と同様に、小豆を使ったぜんざいも1年の無病息災を願う小正月の行事食として知られています
※小正月は、1月15日の事。 pic.twitter.com/fzl1KMHn4X— みけ屋@あんこ職人 (@mikeya0358) December 15, 2023
すでに、小正月の意味や由来で説明しましたように、
歳(年)神様を送り返す
五穀豊穣を祈る
厄払いをする
1年の健康を祈る
正月に忙しかった女性を労う
などに基づいて食べられるものが多くなっています。
小豆粥(あずきがゆ)
小正月の時の食べ物として良く知られているのは、小豆粥でしょう。
1月15日に、無病息災を祈って、小豆粥を作ります。赤色は、邪気を祓うという意味があり、小豆をお粥に入れます。
白粥の地域もあります。
味の素 小豆がゆ 250g×9個
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餅花
小正月が終わった後、餅花を焼いて食べます。やはり、餅花を食べて、無病息災を祈るという願いが込められています。
ぜんざい
鏡開きした餅と小豆で、ぜんざいを食べる地域もあります。
団子、餅
どんど焼きの時に焼いた団子や餅を食べる地域もあります。
2024年の小正月はいつ?
【小正月行事のお知らせ】
令和6年1月14日(日)に大江町歴史民俗資料館にて小正月行事を開催いたします。ぜひお越しください。 https://t.co/kvpcgLQyJ0※雪中田植えは見学自由です。
※小正月料理は定員に達した為、予約受付は終了しました。 #山形県大江町 #大江町歴史民俗資料館 #小正月行事 pic.twitter.com/HGnBWVLCuK— 山形県大江町 (@Oe_town) December 18, 2023
小正月がいつかは地域によって、毎年、決まっています。2024年も同じ日、あるいは、同じ期間となっています。
最も多いのは、1月15日です。そのほかには、
1月14日から1月15日まで
1月14日から1月16日まで
1月14日から1月20日まで
などを小正月とする地域もあります。
小正月という呼び方が最も一般的ですが、
花正月(埼玉県の一部)
若年(長野県の一部)
二番正月(岐阜県の一部)
小年(新潟県の一部)
若正月(石川県の一部)
女正月(京阪地方の一部)
望正月(九州の一部)
という呼び方もあります。
それぞれの地方で、小正月が独自の形でなじんでいることがわかります。
まとめ
今年お世話になった御守りやおふだは、お護りいただいたことを感謝しまして神社にお持ちください。
当社では大晦日の夜と、1月の小正月に浄火の神聖な火によってお焚き上げいたします。
また来年もお護りいただけるよう年末年始には、おふだと御守りを新しくしましょう。 pic.twitter.com/2cGKAEUgo2— 諏訪神社(寄居諏訪神社) (@yoriisuwajinja) December 17, 2023
小正月の意味をもう一度、かみしめたいものです。さまざまな行事に参加し、小正月ならではの食べ物を食べれば、昔から続いてきた小正月を身近に感じることもできるでしょう。
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