知のソムリエ  

知性を磨く 幸福と自由、独立のために

「読書」の記事一覧

シンプルに生きる方法は? 断捨離や仕事、人間関係で役立つ禅語を「おだやかに、シンプルに生きる」(枡野俊明著)で学ぶ

 禅寺住職・禅の庭園デザイナーの枡野俊明さんの著書をいつも愛読していますが、本「おだやかに、シンプルに生きる」(PHP文庫)もまた楽しく読むことができます。シンプルに生きる方法はどういったものでしょうか。断捨離や仕事、人 […]

ヘルマン・ヘッセとは、どんな人? ヘルマン・ヘッセおすすめの本は? 禅や俳句も称賛

 ドイツの作家ヘルマン・ヘッセ(1877年-1962年)は、「車輪の下」や「春の嵐」、「青春は美わし」などの作品で良く知られています。そのヘルマン・ヘッセとは、どんな人だったのでしょか。また、ヘルマン・ヘッセおすすめの本 […]

「養生訓」を書いた貝原益軒の本の読み方は? 古典を重視、先人の名言も学ぶ 

 人生の生き方を説いた江戸時代の啓蒙書「養生訓」を読んでいると、著者の儒学者である貝原益軒が本の読み方として、古代中国の古典を重視して読み込んでいたことがわかります。引用された先人たちの豊富な名言はズシリと胸に響きます。 […]

執着しない、小欲知足、無分別の意味を知って生きる 「ためない練習」(名取芳彦著)の感想から

 心を乱すことになるから、執着(しゅうじゃく)しない。欲を少なくして、足ることを知る(少欲知足)。分別は迷いの根源となるので、無分別に徹する。密蔵院(東京・江戸川区)住職・名取芳彦さんの著書「ためない練習」(三笠書房)を […]

ショウペンハウエルの読書方法は? 著書「読書について」から学ぶべきことは?

 ドイツの哲学者アルトゥル・ショウペンハウエル(1788年-1860年)の読書方法は、どんなものだったのでしょうか。著書「読書について」から、学ぶべきことを探ってみました。 ショウペンハウエルの読書方法は? 著書「読書に […]

「道は開ける(カーネギー著)」の名言から不安解消の方法を学ぶ 本の内容も要約

 不安をどう解消するか――。これは、人間にとって普遍的なテーマでしょう。米国のYMCAの夜間学校で様々な講義を行ったデール・カーネギー(1888年-1955年)は、この「不安」の研究を続け、その成果をまとめた本「道は開け […]

道元禅師の名言「欠気一息あるべし」から、座禅のありかたを学ぶ

 欠気一息(かんきいっそく)あるべし—―。「道元『禅』の言葉」(境野勝悟著)を読むと、道元禅師のこんな名言(禅語)に出会います。静かな所で、身をきちんと整え、深く、すーっと息を吐き出す。プチ座禅でも立禅でもいいでしょう。 […]

無功徳とは、どんな意味の禅語? 無功徳の出典は達磨大師? 座右の銘にしよう

 「無功徳(むくどく)」という禅語は、大切にしたい生き方を示してくれる言葉の一つです。無功徳とは、どんな意味の禅語でしょうか。また、無功徳の出典は達磨大師でしょうか。建功寺(神奈川県)住職の枡野俊明さん、境野勝悟さん、そ […]

アランの本「幸福論」の要約は難しい? 「幸福論」のおすすめの読み方は?

 幸福は偶然、手に入るものというイメージがあります。多くの方々がそんなふうに思うかもしれませんが、フランスの哲学者アラン(本名エミール・オーギュスト・シャルティエ、1868年-1951年)は、幸福は自分から追い求めて得る […]