ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会2019 日本代表の試合日程、会場は? 日本のチームの実力は?

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が2019年9月20日に開幕し、11月2日の決勝戦まで、日本各地にスタジアムで熱戦が繰り広げられます。日本では初の開催になります。海外から来日するラグビーファンは当初、約40万人と見られていましたが、60万人を超えると予想されるなど、ラグビーワールドカップ(W杯)の人気は日々、高まっています。

 日本代表の試合日程や対戦チーム、会場などを調べました(トップのイラストは、いらすとやのものです)。

 ◇参加国

 日本を含め、20か国のチームが出場し、

 プールA
 プ-ルB
 プールC
 プールD

 の4つのグループに分かれて対戦します。各プールの上位1、2位のチームが準々決勝に進出し、以後、決勝戦まで、トーナメント形式で戦っていきます。

 ◇日本チームは、プールA

 日本代表チーム(世界ランキング11位)は、プールAに入りました。
 
 プールAの他のチームは

 アイルランド  世界ランキング 3位
 スコットランド 世界ランキング 7位
 ロシア     世界ランキング20位
 サモア     世界ランキング16位
  
 です。

 世界ランキングからすると、日本代表チームはプールAで、3番目の実力です。準々決勝に進出するためには、世界ランキング上位のアイルランド、スコットランドとどう戦うかがかぎになります。もちろん、世界ランキングの低いロシア、サモア戦で取りこぼすことも許されません。

 実力が拮抗しています。目の離せない試合が続きそうです。

 その他のプールB、C、Dのチームは以下のようになっています。

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 ◇プールB
  
 ニュージーランド 世界ランキング 1位
 南アフリカ    世界ランキング 5位 
 イタリア     世界ランキング14位
 ナミビア     世界ランキング23位
 カナダ      世界ランキング21位

 ◇プールC

 イングランド   世界ランキング 4位
 フランス     世界ランキング 8位
 アルゼンチン   世界ランキング10位
 アメリカ     世界ランキング15位
 トンガ      世界ランキング13位

 ◇プールD

 オーストラリア  世界ランキング 6位
 ウェールズ    世界ランキング 2位
 ジョージア    世界ランキング12位
 フィジー     世界ランキング 9位
 ウルグアイ    世界ランキング19位

 強豪チームがそろっています。日本がプール戦を勝ち抜いても、気を抜けない戦いが続きそうです。

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 ◇日本代表チームの試合日程

 日本代表チームは以下の日程で対戦します。

 9月20日(金)午後7時45分
 対戦相手 ロシア
 東京スタジアム

 この試合が、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開幕戦となります。以後は、以下の日程です。

 9月28日(土)午後4時15分
 対戦チーム アイルランド
 小笠山総合運動公園エコバスタジアム(静岡県袋井市)

 10月5日(土)午後7時30分
 対戦チーム サモア
 豊田スタジアム(愛知県豊田市)

 10月13日(日)午後7時45分
 対戦チーム スコットランド
 横浜国際総合競技場(神奈川県横浜市)

 ◇準々決勝、準決勝

 日本代表チームがプールAで、1位、2位になった場合は、準々決勝に進出します。以下の日程です。

 10月19日(土)

 日本代表チームがプールA2位となった場合

 対戦チームは、プールBの1位チーム
 スタジアムは、東京スタジアムで
 試合開始は午後7時15分です。

 この試合で勝った場合は、10月26日午後5時から、横浜国際総合競技場で行われる準決勝戦に進出します。

 10月20日(日)

 日本代表チームがプールA1位となった場合

 対戦チームは、プールBの2位チーム
 スタジアムは、東京スタジアムで
 試合開始は午後7時15分です。

 この試合で勝った場合は、10月27日午後5時から、横浜国際総合競技場で行われる準決勝戦に進出します。

 ◇決勝戦

 日本代表チームが準決勝で負けた場合は、

 11月1日(土)午後6時から横浜国際総合競技場で行われる3位決定戦に臨みます。

 日本代表チームが準決勝で勝った場合は、

 11月2日(日)午後6時から横浜国際総合競技場で行われる決勝戦に臨みます。

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 ◇過去のW杯での日本チームの成績

 日本チームの過去の成績は以下のようになっています。

 第1回 1987年 0勝3敗 プール戦敗退。
 アメリカ、イングランド、オーストラリアに負けました。

 第2回 1991年 1勝2敗 プール戦敗退。
 ジンバブエに勝ち、スコットランド、アイルランドに負けました。 

 第3回 1995年 0勝3敗 プール戦敗退。
 ウェールズ、アイルランド、ニュージーランドに負けました。

 第4回 1999年 0勝3敗 プール戦敗退。
 ウェールズ、サモア、アルゼンチンに負けました。

 第5回 2003年 0勝4敗 プール戦敗退。
 フランス、スコットランド、フィジー、アメリカに負けました。

 第6回 2007年 1分3敗 プール戦敗退。
 オーストラリア、フィジー、ウェールズに負け、カナダと引き分けました。

 第7回 2011年 1分3敗 プール戦敗退。
 フランス、ニュージーランド、トンガに負け、カナダと引き分けました。

 第8回 2015年 3勝1敗 プール戦敗退。
 世界ランキング3位の南アフリカと、サモア、アメリカに勝利。W杯で初めて、3勝を挙げました。スコットランドには敗れました。勝ち点で、南アフリカ、スコットランドに及ばす、プール戦突破はなりませんでした。

 ◇まとめ

 第1回から第8回まで、プール戦敗退が続いていますが、前回の大会で、強豪の南アフリカを破り、「史上最大の番狂わせ」を演じたとして、世界を驚かせました。さらに、2勝も追加して3勝とし、プール戦突破に大きく近づきました。

 今回の大会では、急伸長している、その実力が注目されます。ぜひ、躍進してほしいものです。

 ◇応援しよう

 日本で初開催のラグビーワールドカップ(W杯)を成功させたい-。そんな思いを込めて、各地で、W杯を盛り上げる運動が高まっています。イングランドとフランスがキャンプを行う東京都府中市では、市民が、フランスの国歌などを練習しています。両チームのファンとともに、国歌を歌い、交流を深めたいとの願いが込められています。

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