新鮮な魚介がケーキのような酢飯にのった豪華なちらし寿司を家族で味わう

 料理は、アイディア次第で楽しくなるものだなあ、と改めて感じています。3日の桃の節句(ひな祭り)を前に、ちらし寿司を買いましたが、まるで、デコレーションケーキのようです。旬の魚介類も盛られ、美味しさの上、パーティー気分を満喫することができました。

 このちらし寿司は、JR川崎駅前の商業施設ラゾーナにある魚屋さんで購入しました。値段も、3月3日の桃の節句を意識したのか、3333円でした。直径約19センチ、高さ10センチ弱のケーキのような酢飯に、マグロ、ウニ、エビ、イクラなどの刺身がのっています。星型にした玉子もあります。円形の酢飯の周りには、ねぎとろがホイップ状に飾られています。

 高さ10センチ弱の酢飯の中央部分には、錦糸卵や椎茸、エビ、カニ、とびっこなどがはさみこまれており、魚介類の刺身とともに、食事を楽しむことができます。6人から8人くらいでも食べられるでしょうか。ケーキのように、ナイフで切り分け、皿に取って食べました。
 
 桃の節句は、女の子の成長と健康を祈った年中行事です。日本の四季も感じ取ることができました。

 先のブログで書いた、1本の長いねぎに豚バラ薄切り肉を巻いて揚げた「深谷ねぎカツ」を思い出しました。1本のネギをよく水洗いし、豚バラ薄切り肉をぐるぐると巻いていきます。これに、小麦粉、卵、パン粉を付けて、170度の油で5分ほど揚げれば完成です。ちょっと変わった形のカツの食感、中から出て来るトロトロのねぎ。アイディアを凝らした料理で、会話が大いに弾みました。

 素材の良さはもちろんですが、見た目の演出も、料理の持ち味になることを感じました。ちらし寿司にも、日本の地方によっても、いろいろなものがあります。どんな演出のちらし寿司があるのか、追求したいと思います。

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ねぎカツ