月刊誌「日経おとなのOFF」の特集「持たない暮らし入門」では、雑誌記事や、カセット、ビデオテープの記録内容をデータ化し、パソコンに保存する方法が紹介されています。大切なものは捨てずに、形を変えて保存する。モノを減らし、すっきり生活できそうです。
記事では、①ドキュメントスキャナーで、1枚ずる裁断した雑誌記事をまとめて読み取ってデータ化する②雑誌記事を裁断しないなら、1枚ずつ、プリンターとスキャナー機能を合わせ持つ複合機でスキャンしていく③ビデオテープの映像を動画データとしてSDカードに保存する④カセットテープの音声をUSBメモリーに記録する――という方法が紹介されています。
保存場所が、パソコン内やクラウド、USBなどに変わることで、本棚や収納棚にあふれている雑誌やカセット、ビデオテープは必要なくなります。必要な時は、いつでもパソコンなどから取り出すことができて、情報をうまく活用できます。これなら、雑誌記事など資料を大幅に減らすことができます。
私は定年退職し、収納を見直すという点で、第2の繁忙期に入りましたが、新聞・雑誌記事をはじめ、本、名刺、年賀状、カセットテープ、ビデオテープなどを多く持っており、データ化術は大きな効果を期待できそうです。
ドキュメントスキャナーは持っていませんが、家庭用の印刷・スキャナーの複合機で、新聞記事や雑誌記事をスキャンし、PDFとして、パソコンやクラウド上で保存する作業をしたいと思います。また、30年以上の会社勤務で、名刺や年賀状もたまる一方でしたので、これらもスキャンすれば、大幅にスリム化できます。
カセット・ビデオテープも同様です。パソコンやクラウド上に保存場所を統一することで、検索も簡単になるでしょう。特集記事では、複数のPDFから目当ての記事が探せる無料の「アクロバットDC」が紹介されていました。さっそく、使用してみるつもりです。
大切なものは捨てなくてもいい。しかし、必要な時には、即時に検索で探し出す。こんな収納が実現できたらいいなあ、と思います。