メジャー（MLB）ホームランダービーのルールは？投手の出場は過去にある？

　エンゼルスの大谷翔平選手（２７）が、アメリカ・メジャーリーグ（MLB）のホームランダービーに出場することになりました。メジャー（MLB）ホームランダービーのルールはどうなっているのでしょうか。また、投手の出場は過去にあるのでしょうか。メジャー（MLB）ホームランダービーについてまとめました。

メジャー（MLB）ホームランダービーのルールは？

メジャー（MLB）ホームランダービーとは

　メジャー（MLB）ホームランダービーは、オールスター戦の前日に行われるイベントです。ホームラン競争で、オールスター戦に選出された長距離打者が本塁打の数を競います。豪快な一打にファンが酔いしれる、その華やかさが人気となってます。

　２０２１年は７月１２日（日本時間７月１３日）、ロッキーズの本拠地コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われます。デンバーは標高約１６００メートルの高地で、空気が乾いているだけにボールが飛びやすく、ホームランの飛距離も一層、伸びそうです。

海外旅行はJTB！Web限定商品など、海外ツアー検索・予約が可能！

[マジェスティック] トレーニングウェア大谷翔平 SHOTIME Tシャツ [メンズ] MM08LA8001 RED (1) 日本 L (日本サイズL相当)

メジャー（MLB）ホームランダービーのルールを具体的に見ていくと

　メジャー（MLB）ホームランダービーは、メジャーリーグ機構によって招待された８人の選手によってトーナメント方式で競われます。

　１対１で対戦します。これまでは４分間が制限時間でしたが、７月７日、ルール変更があり、１回戦と準決勝が３分間、決勝が２分間となりました。さらに、各ラウンドとも、１分間の休憩の後、３０秒のボーナスタイムがすべての選手に与えられます。

　４７５フィート（約１４５メートル）以上のホームランを打った場合は、上記の３０秒に、さらに３０秒のボーナスタイムが加算され、合計のボーナスタイムは６０秒となります。

　この制限時間内に打ったホームラン数で上回った選手が次のラウンドに進出します。

　１回戦
　　↓　
　準決勝
　　↓
　決勝

　と進みます。

　ピッチャーは、選手が自由に選ぶことができます。大谷翔平選手は、同じチーム・エンゼルスのジェイソン・ブラウンさん（４６）をホームランダービーのピッチャーに指名しました。ブラウンさんは、ブルペン捕手で、大谷翔平選手のバッティングピッチャーを務めています。家族を指名する選手も多くいます。

　ホームランダービーでは、投球数に制限はなく、制限時間内に、いかに打ちやすいボールをより多く投げられるかがポイントになっています。大谷翔平選手は、ブラウンさんの投げるボールに慣れているだけに、いい結果が期待できそうです。

　優勝賞金は、１００万ドル（約１億１０００万円）になっています。

スポンサードリンク

投手の出場は過去にある？

　大谷翔平選手は今シーズン、投打の二刀流で活躍しています。ホームランダービーに出場した選手の中には過去、登板経験のある選手もいますが、その登板機会は数試合と少なく、１年目から投手としてプレーしている大谷翔平選手とは大きく異なります。投手として初出場という史上初の快挙となりました。

　また、日本人メジャーリーガーとしても初めて、ホームランダービーに出場することになりました。

　大谷翔平選手は、「ホームランダービーへの参加を発表できて興奮している。コロラドで会いましょう」と自らのインスタグラムに投稿しています。また、その後の記者会見では、大谷翔平選手は、「誰よりも飛ばせるよう頑張りたい」と話しています。

２０２１年ホームランダービー出場選手は？

　２０２１年ホームランダービー出場選手は、現在のホームラン数に応じて、第１シードから第８シードまでが決定しました。以下の通りになっています。

　第１シード　大谷翔平選手　　　　　　　　　　　　３３本
　第２シード　ギャロ外野手（レンジャーズ）　　　　２３本
　第３シード　オルソン内野手（アスレチックス）　　２１本
　第４シード　ペレス捕手（ロイヤルズ）　　　　　　２０本
　第５シード　アロンソ内野手（メッツ）　　　　　　１５本
　第６シード　マンシーニ内野手（オリオールズ）　　１５本
　第７シード　ストーリー内野手（ロッキーズ）　　　１１本
　第８シード　ソト外野手（ナショナルズ）　　　　　１１本

　大谷翔平選手は初戦、第８シードのソト内野手と対戦します。

スポンサードリンク